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My楽器のこと (その1:オーボエ) [楽器]

今日はから2回に分けて、My楽器について少し。1回目はオーボエです。

オーボエといえば、フランスのメーカー、マリゴ、リグータ、ロレーが有名ですが、今僕の使っている楽器は、マリゴです。僕がオーボエを初めて手にしたのは、筑波大学入り立ての時、今からもう30年前にもなります。そのときは筑波大学吹奏楽団も創立3年目で、僕が入った年に団でオーボエを初めて購入しました。ですので、僕は初代のオーボエ奏者だったわけです。その楽器はメーカーは何だったか、忘れましたが、20万円ぐらいの安い楽器でした。初心者だったこともあり、音が出ない、出ない。自分が未熟なのとリードのせいのほうが大きかったと思うのですけれど。

大学4年生のとき、My楽器を購入することを決意。マリゴの親戚のストラッサーというメーカーの楽器で、30万円ぐらいだったと思います。当時習っていた、東京都響の三島武義先生が選んでくれました。当時30万もの金がある由もなく、ローンを組んで買いました。その楽器の鳴ること鳴ること。楽器によってこんなに違うものかと思いました。

社会人になって武蔵野市民交響楽団に在籍し、その楽器をしばらく吹いていましたが、4年ぐらい経ったときに、同僚のフルート奏者(彼とは今もタイラコアンサンブルで一緒に吹いています)から、オーボエを安く譲ってあげると言われました。何でもオーボエに興味があって買ってみたのだが、自分にはやはり吹けないのでとのこと。マリゴの製造番号14000番台の楽器で、東京都響の先生に試奏してもらったところ、「これはすごくいい楽器だ!」と言われ、購入を決意。33万円という超格安で譲ってもらいました。オーボエは同じメーカーの楽器でも、製造番号で音色などが変わるのですが、マリゴの14000番台はいい楽器と言われていました。マリゴ特有の重厚な音色で、自分が理想とする音色にかなり近づいた気がしました。指揮者の先生からも結婚してうまくなったと言われました(ちょうどその頃結婚したもので、楽器のお陰なのにですね)。

それからその楽器を、もう20年以上使い続けています。この間、JDR(日本ダブルリード株式会社)さんに、2回オーバーホールに出しました。多少ガタは来ていますが、楽器が割れることもなく、自分にとても馴染んでいます。あとはリードと自分の腕の問題ですね。

ほんとは写真で紹介できるといいのですが、今大学においてあって手元にないものですから。すいません。

次回はMyイングリッシュホルンについて、紹介したいと思います。

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