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定期演奏会終了。学生達の熱き演奏に感激! [吹奏楽]

昨日、しばすいの定期演奏会が無事終了しました。たくさんのご来場、ありがとうございました。おかげさまで、全体的に良い演奏会を行うことができたと思います。

思えば、8月のミーティングで、今年の定演の目標・テーマをみんなで考え、団長以下各係が勉学のかたわらそれぞれの責務を果たし、定演に向けての準備を進めてきた成果だと思います。

演奏においても、目標に向かって、全員一丸となって取り組んできた成果が音に現れたと思います。 技術的・音楽的には一流大学やプロの演奏と比較すれば見劣りするかもしれませんが、音楽にかける情熱では負けていなかったと思います。このように青春のすべてをかけて、音楽に打ち込めるのは、学生時代の特権だと思います。

思うに、中学生や高校生のコンクールの演奏を聴いて、プロの演奏よりも感激するのは、何ヶ月もかけて1つの曲にかけてきたプロセスや熱き思いが、音楽に現れてるのだからと思います。今日のしばすいの演奏もまさにそれでした。

学生達、特に4年生にとって、昨日の演奏会は良き思い出になったに違いありません。打ち上げで、3年生達が4年生にひとりひとり花束とメッセージカードを送っていました。心温まる一コマでした。

3つのジャポニズムとアンコールを指揮した矢野先生には、このような学生達の能力を存分に引き出していただき、大変感謝しています。先生のご指導のお陰で、演奏会が近づくにつれ、楽団のサウンドがまとまりのある分厚い音色にみるみる変わっていきました。

個人的には、3つのジャポニズムの第2楽章のイングリッシュホルンの2回のソロ、何とか無難には吹くことができました。ただ、歳のせいか、わずか6小節のソロが暗譜できずに楽譜にかじりついてしまい、ホール全体に飛んでいくような音色や自分が心で思っていた音楽表現はあまりできませんでした。にも関わらず、演奏が終わったあと、矢野先生に、いの一番で起立させていただきました。学生の楽団にあって、教員の分際でソロを吹くこと自体出しゃばり過ぎなのに、このような栄誉を与えてくださったことは、大変嬉しかったです。

アンコールでは、1977年コンクールの課題曲である「ディスコキッド」を演奏しました。この曲は、実は僕が高校3年生の時にコンクールで演奏した曲なんです!(今と違いパートはホルンでしたが)。必死に練習した高校時代の自分と、まさにいま一丸となって演奏している学生達の姿が重なり、吹きながら胸がいっぱいになり、泣きそうになりました。このような場に参加できている自分は、本当に幸せ者だと感じた瞬間でした。

さて、演奏会が終わり、今日からまた日常の生活に戻ります。練習参加を優先して溜まってしまった仕事を片付けていかなければなりませんし、授業の準備やレポートの採点、卒業研究の指導、学科副主任としての仕事などが山のように待っています。気持ちを切り替えていきたいと思います。

個々の曲の演奏の雑感については、また日を改めて書きたいと思います。

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