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ヤマハ、埼玉の管楽器工場を2013年に閉鎖へ [楽器]

昨日12月19日の朝日新聞の朝刊にショッキングなニュースが載っていました。ヤマハが、ホルンやテューバなどを生産している埼玉工場(埼玉県ふじみ野市)を閉鎖し、フルートやトランペットなどを生産している豊岡工場(静岡県磐田市)へ2013年までに順次統合するというものです。

去年からの金融危機で、世界の楽器需要が落ち込み、国内でも楽器を始めようとする学生が高い商品を買い控える傾向が強いそうで、円高の影響もあり全体で営業利益が前年比64%も減少しているとのことです。

埼玉工場は、ながぐつの住まいの隣の市にあり、知り合いもいます。従業員約170人は原則全員豊岡工場へ配置転換し、非正規社員約90人は全員契約満了を持って再雇用しない方針だそうです。知り合いも静岡に行ってしまうのだろうか?

今日本は空前の吹奏楽ブームで、しばすいの部員数もこの2年ぐらいで30~40人から倍増して約70人に増えています。我が家も長女がクラリネット、次女がトランペットをやっており、My楽器を持っています。吹奏楽をやっている子供を持つ親は何かと出費がかさみます。が、それでも楽器メーカーや楽器販売店には頑張って欲しいものです。

ヤマハの工場一覧 http://www.yamaha.co.jp/about/corporate/domestic/

 

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コメント 10

センニン

おはようございます。
残念ですね。

 YAMAHA は 100周年を迎える頃は楽器もオーディオも記念モデルが出て、ますます発展するだろうという印象持ったものでした。
 家具は国会議事堂内を手がけるなど良い製品を生み出していますし TOYOTA 200GT を始めとする TOYOTA のエンジンも YAMAHA が手がけているようです。
 元々は山葉寅楠がオルガンの修理、製造からピアノ製造を手掛けるようになって企業の基礎を築きました。やがてスキーなど楽器とは無関係の事業や合歓の郷など不動産にも関わるようになって企業の規模が大きくなりすぎましたね。
 あるときなど何かを買った時 YAMAHAのジャムをいただいた事があります。合歓の郷のお土産だったかもしれません。

 フルートを作り始めたのは割と遅かったようですし、トランペットも YTR-1 のカタログは私が中学生の頃に見た記憶があります。その頃はまだ Nikkan が勢いがありました。
 初めてこれはと思える低音楽器ができたのは YEB-321S でした。その頃は J.フレッチャーも存命で PJBE も全盛、演奏する彼の使う Besson は憧れの的でした。Besson は買えないけれどこれなら良いかなと思えたのがこのE♭バスでした。ロータリーテューバはまだなく、がある程度の評価を得るのはかなりあとになってからでした。同じ頃誕生した YEP-321S は改良されてはいるのでしょうがまだ生産されていますから、これらの楽器は相当優れた設計者が手がけたのだろうと思います。

 良い半導体も作れる YAMAHA にはかつてのような素晴らしいオーディオ製品を期待したいです。

 閉鎖の文字を見てついとりとめもない事を書いてしまいました。
by センニン (2009-12-20 07:53) 

Cecilia

初耳で驚きました。
やっぱり不況なのだなあ・・・と思い知らされますね。
by Cecilia (2009-12-20 09:13) 

ながぐつ

センニンさん、コメントありがとうございます。
YAMAHAに関する詳しい解説、ありがとうございます。勉強になります!
本業以外にも、いろいろ手広く手がけているのですね。

PJBEのメンバーもYAMAHAを使っていたのですね。知りませんでした。ながぐつも中学生の頃、学校の楽器はNikkanが主流でしたね。しかし今は楽器をやっている世界中の人でYAMAHAを知らない人はいないのでは無いでしょうか。

ソフト開発をする部門に所属していて、ドイツのハンブルグに出向している大学時代の後輩もいます。

頑張って欲しいですね。

by ながぐつ (2009-12-20 19:54) 

ながぐつ

Cecillaさん、コメントありがとうございます。
不況になると、やはり趣味的なものは、倹約の対象になりますからね。学校の吹奏楽部には、ひととおり楽器がそろっているだろうし、My楽器を買うのを控えることは大いにあり得ますね。

by ながぐつ (2009-12-20 19:57) 

センニン

こんばんは。
表現が悪かったかもしれません。
メンバーが YAMAHA を使っていたかどうかは分かりません。
Tuba のフレッチャーが Besson (今はブランドはフランスに戻ったようですが、その頃は Boosey & Hawkes の傘下だったと思います)であることは Tuba 奏者なら知らない人はなかったと思います。

YTR-1 は YAMAHA のトランペット第一号として '66年に発売されましたが、Nikkan インペルアルをベースにしたモデルでした。確か 10万円だったと思います。共同音楽出版社から出ていた吹奏楽版の「軽騎兵」が '68年か '69年頃は 1,000円で、随分高いものだと思ったものでした。

YAMAHA がオーボエやヴァイオリンまで作るとは想像もできませんでしたね。
by センニン (2009-12-20 20:22) 

ながぐつ

センニンさん、たびたびのコメントありがとうございます。

ご説明、よくわかりました。感謝ですm(_ _)m

しかし、ほんと、YAMAHAのオーボエには驚きました。
by ながぐつ (2009-12-20 22:32) 

ユーフォ

深~い、不況ですね・・・。底が見えません。
耐える時代です。
by ユーフォ (2009-12-21 01:22) 

ながぐつ

ユーフォさん、コメントありがとうございます。
ほんと、耐える時代ですね。楽器メーカー、楽器店、新しいビジネスモデルを開発するなどして、何とか頑張って欲しいものです。
by ながぐつ (2009-12-21 08:33) 

ritzy

どしぇー!ヤマハプレーヤーとしてはかなりのショックです。
そうですか、やっぱり不況が・・・
打楽器(マリンバも)はもともと浜松の工場ですが、
そちらも忙しくなりそうですね・・・
by ritzy (2009-12-21 12:43) 

ながぐつ

ritzyさん、コメントありがとうございます。
お使いのマリンバもヤマハ製なのですね。
打楽器は浜松の工場で製造されてるんですか~。知りませんでした。
天下のヤマハさんですから、不況でも、質の良いものを作り続けてくれるでしょう(*^_^*)


by ながぐつ (2009-12-21 21:29) 

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