本番での自分自身のアクシデントの経験 [木管アンサンブル]
先日指揮者のアクシデントの体験談を書きましたが自分自身のアクシデントがあったことが2回あります。
いずれも武蔵野市民交響楽団在籍時のことですが、1つは吹奏楽の演奏会で本番の舞台袖にいるときに、イングリッシュホルンの本番用リードが割れてしまったことです。このときは第2候補、第3候補のリードがなく1年前のお払い箱となったべろべろのリードを使うしかありませんでした。とてもひどい音色でしたので、仲間から「今日はエスニックアングレだったね」と言われました。
もう1回は室内楽の演奏会。確かモーツァルトのセレナーデ第12番ハ短調(木管8重奏)をやったときだと思います。前日から体がだるく、当日朝起きて熱を測ったら39度を超えていました! このままではとても吹ききれないので、当時すんでいた東久留米の休日急患診療所へ行って注射を打ってもらい、薬をもらいました。
本番はもうろうとする中、バランスとか音楽表現とは考える余裕はなく、吹ききることだけ考えました。何とか平常時であってもこれくらいの不調はあり得ると言ったレベルで吹き終えました。
39度の熱があって本番を演奏したのは後にも先にもこの1回だけです。
体調管理はしていても、仕事の関係でどうしても無理しなければならないときもあります。いつでもベストコンディションで本番を迎えたいものですね。
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2010-03-24 07:05
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高熱の中、大変でしたね。私も研修中に40度の熱が出て、その後、10日間、仕事を休んだことがあります。
by yablinsky (2010-03-24 08:14)
私は39度の熱を出しながら
チャイコフスキー『悲愴』を吹いたことがありました。
きつかったですねぇ。
by nomame (2010-03-24 09:05)
yablinskyさん、コメントありがとうございます。
40度の中、仕事ですか。それは大変でした。それでも休めないときもありますよね。でも10日間も休むといった反動が来てしまいますよね。
ながぐつも、熱があるのに無理して2泊3日の出張に行き、40度の熱が出て肺炎にかかり、入院して半月会社を休んだことがありました。
by ながぐつ (2010-03-24 13:04)
nomameさん、コメントありがとうございます。
ええっ。39度の熱で悲愴ですか! それはきつかったことでしょう。
ファゴットはしょっぱなからドソロじゃないっすか! そもそもあのソロ自体、高熱で苦しいんでいるようなメロディーなのに・・・。大変でした。
by ながぐつ (2010-03-24 13:08)
こんばんは。
私は幸いな事に物心ついてから熱を出した記憶がありません。
リードには苦労されるのですね。
クラリネットでは最近プラスチックのリードも使われる事があるようですが、ダブルリードは当分無理でしょうね。
by センニン (2010-03-24 21:41)
センニンさん、コメントありがとうございます。
熱を出したことがないのですか。それは良いですね。普段健康に気をつけておられるのか、もともと丈夫なのか、いずれにしても、すばらしいですね。
プラスチックのリード、30年ぐらい前に打っていたので1本買ってみましたが、全然使い物にならなかったですね。今では見かけることはないです(^_^;)
by ながぐつ (2010-03-24 22:52)
高熱での演奏・・・大変な思いをされました。
小学校の時に浅田美代子のコンサートで
本人が疲労の為?声が出ないということで
ゲーム大会になった事があります・・・。
by ユーフォ (2010-03-25 02:47)
ユーフォさん、コメントありがとうございます。
浅田美代子のコンサートがゲーム大会ですか~。
そういうこともあるのですね。入場料はどうなったのかな?
by ながぐつ (2010-03-25 19:38)