小澤征爾さん、がんは全快、しかし本格復帰延期に思う [オーケストラ]
小澤征爾さんが、昨日記者会見しましたね。食道がん手術によってがんは無くなったものの、長い入院生活で腰が痛くて長時間立っていられないようで、復帰公演になるはずだったサイトウキネンオーケストラの全面的な指揮は見送るそうです。そして、チャイコフスキーの弦楽セレナードの第1楽章(約7分)だけ振るそうです。
がんの手術をして3ヶ月で復帰をするといったことを聞いたときびっくりしましたが、やはりちょっと無理だったようです。今74歳、ストコフスキーのように90歳を超えても指揮した名指揮者とか、サヴァリッシュのように80歳を越えてまだ現役で指揮している指揮者もいらっしゃいますので、この先一層活躍していただくためにはさらに半年ぐらい休養しても何ら問題ないと思います。
チャイコフスキーの弦楽セレナードはちょっと気になる思い出があります。うちの大学の豊洲校舎が落成したときにその記念に岩城宏之さんの指揮する日本フィルを招待して新校舎の中で演奏していただいたのがこの曲です。実は岩城さんはそれからそんなに時間が立たないうちに亡くなってしまいました。不吉なことを書いて申し訳ありませんが、そういうことがないように、しっかり静養していただきたいと思います。
ではまず、8月1日の記者会見の様子をどうぞ。
次にサイトウキネンオーケストラを指揮した、モーツァルトのディベルティメントk136第2楽章です。
次に、語りぐさになっている、2002年ウイーンフィルニューイヤーコンサートのアンコールで演奏された、ラデツキー行進曲をどうぞ。ゆったりしたテンポですね。
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私の知り合いの小澤君も
世界の小澤
と呼ばれています(^^♪
by ユーフォ (2010-09-01 20:02)
日本の音楽界の英雄ですからね。元気になっていただきたいです。2002年ウイーンフィルニューイヤーコンサートのDVD持ってます。
by yablinsky (2010-09-01 21:04)
だいぶ痩せていらっしゃいましたね。
腰痛、指揮者にとっては辛いですね。
ラデツキー、良い演奏ですね。
シエナのアンコールで「星条旗〜」に参加するのも良いのですが、この曲もやってみたいなあと思ってしまいます。
このときの CD、初回プレス限定の低価格でしたが、あまりに売れたので追加プレスも同じ価格で出したのでしたね。
by センニン (2010-09-01 21:41)
ユーフォさん、コメントありがとうございます。
世界の小澤と知り合いとは! いいですね~
どこかの政党の代表戦に出ている方とは大違いでしょうね。
by ながぐつ (2010-09-03 07:43)
yablinskyさん、コメントありがとうございます。
2002年ウイーンフィルニューイヤーコンサートのDVD持っておられるのですか。それはいいですね~。あの演奏は素晴らしいですね。
ながぐつもBSで録画したのがあるのですが、当時はまだVHSビデオで、それをDVDにダビングしましたが画質が悪いです(^_^;)
by ながぐつ (2010-09-03 07:47)
センニンさん、コメントありがとうございます。
ウイーンフィルニューイヤーコンサートでは、アンコールで美しき青きドナウ、最後にラデツキーをやることに決まっているのですね。
ラデツキーはブラスではやったことがありますが、吹きっぱなしで疲れました。
by ながぐつ (2010-09-03 07:50)