同じ曲でも指揮者によって演奏は変わる

”「指揮者なんて誰がやっても同じじゃね？」と思う人のための同曲異演集”というのを見つけました。

昔、中学の音楽の時間に、ベートーヴェンの「運命」をフルトヴェンクラー、ベーム、カラヤンを聞き比べさせられました。 そのときはカラヤンしか知らなかったので、カラヤンが良いって書きましたが・・・

以下の曲が聴き比べできます。 

①ホルスト／「惑星」より火星（レヴァイン、メータ、ボールト）

メータはルバートめっちゃかけています。

②ドヴォルザーク／「新世界交響曲」より第4楽章（カラヤン、アバド、バーンスタイン）

アバドが比較的ゆったりしています。テンポの変化の大きいのがバーンスタイン。 

③ベートーヴェン／「運命」第1楽章（クライバー、アバド、小澤）

アバドのオケ、何故か音程が低いです。小澤は8分音符をかなり強調していますね。

④ショスタコーヴィッチ／「革命交響曲」第4楽章

バーンスタイン、ゲルギエフ、ムラビンスキー、ヤンソンス

ゲルギエフとヤンソンスは冒頭遅し、ムラビンスキーのレコード持ってたけど、こんなに早かったかな。

⑤マーラー／「交響曲第5番」第4楽章（ショルティ、バーンスタイン、シェルヘン）

ロマンティックなのはバーンスタイン。シェルヘンは録音がひどいです。

ではどうぞ。

 

 

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コメント 2

新世界の最初ってジョーズだったんですね。今まで気がつきませんでした。次に新世界を聞いたときは絶対ジョーズを思い出しそうです。

私も小中学生のころは指揮者により演奏がどのように変わるかよく聞き比べていました。今は比べるのでなく１つ１つの演奏を楽しんでします。比べる時間もないのが実態ですね。最近はピアノの演奏がピアニストによりどう違うかが気になります。

by yablinsky (2010-11-18 00:21) 

yablinskyさん、コメントありがとうございます。
なるほど、ジョーズですね。
ホルストの木星にもジョーズに似たところがあるんですよ。
低音が、だっだっだっだっってやるところが・・・

小中学生の時に早くも聞き比べていましたか。さすがです。
by ながぐつ (2010-11-21 22:53)