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埼玉大学吹奏楽部定期演奏会の感想 [吹奏楽]

年末の大掃除の時間が確保できないほど忙しいです。世間は昨日が御用納めだというのに、これから今日も仕事に出かけます。明日も仕事です。

ですので、簡単に。

先週の土曜日、埼玉大学吹奏楽部の定期演奏会に入ってきました。一言で言うと、素晴らしい演奏会でした。まず開演前に、舞台上でアンサンブルです。これもいつそんな練習する時間があるのかと言うぐらい見事なものでした。

1部、学生指揮者がとても良かったです。1部メインの「アルメニアンダンスPart1」ですが、小峰先生の工夫がいろいろされていてこの名曲を見事に演奏していました。

第2部は委嘱作品です。埼玉県の吹奏学界に大きな貢献をしてこられ、この春定年退職された生澤広次先生の書いたユーフォニアム狂詩曲です。最初、ばりばりの現代音楽っぽく始まりましたが、後半は聴きやすい旋律が随所にありました。独奏の鎌田裕子さんも素晴らしかったのですが、やはりソフトな楽器なだけに、バックがトゥッティで演奏しているときに埋もれてしまうときがところどころあったのが残念でした。

第3部のメイン、大序曲「1812年」は、また素晴らしかったです。音楽の表情が素晴らしいと思いました。終盤の大砲ですが、舞台前方の両脇にバスドラム2台を設置し、その直前になるとパーカッション奏者がいったん舞台に引っ込んで前から現れてたたいていました。チャイムも両脇に1台ずつ置かれ、バスドラをたたいた奏者が続いてたたいていました。その前の樽屋雅徳/マードックの最後の手紙も学生指揮でしたが好演でした。

アンコール1曲目はアンダーソンの「そりすべり」です。1週間前に同じ曲をしばすいで同じ譜面でやったばかりでした。テンポが我々の演奏より速く、パーカッションがいろいろとデコレーションされていました。2曲目は曲名は忘れましたが、ユーフォニアムの鎌田さんをフューチャーしていました。3曲目はいつも演奏するAリード「第1組曲」の終曲のギャロップです。テンポがめっちゃ早かったです。娘の話によると、小峰先生が本番では2小節を1拍で振ったとか。さすがに木管の早いパッセージは吹けないようでした。

しかし、ポップスステージもないのに、たくさんのお客様がはいっていて、さすが埼玉大学でした。

もう30年前になりますか、大学時代、妻と並んで吹いたアルメニアンダンスPart1、それにアンコールもギャロップを舞台で自分たちの娘が演奏しているというのは、感慨深いものがありました。

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Cecilia

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
「そりすべり」、わくわくする曲で大好きです。
ついこの前もピアノで弾いてきました。
by Cecilia (2011-01-01 08:25) 

ながぐつ

Ceciliaさん、コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
多彩な Cecilia さん、いつか合奏できる機会があることを楽しみにしています(*^_^*)
by ながぐつ (2011-01-01 13:06) 

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