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大宮高校吹奏楽部が朝日新聞に:逃し続けた全日本 [吹奏楽]

昨日の朝日新聞の埼玉版に、囲み記事で県立大宮高校が取り上げられていました。結構大きな扱いです。

 タイトルは「逃し続けた全日本、部活と勉強との両立・・・・今年こそは」でした。記事では、大宮高校が吹奏楽コンクール西関東大会で5年連続金賞を取りながら、全国大会出場を逃し続けていることを紹介。部長でファゴットを担当する金村安侑美さんは、去年普門館へ全国大会を聴きに行き、「音程やリズムなど、細かいところまですべてが合っている。自分たちはまだ完成度が足りない」と痛感。それ以来、練習の最大のテーマは「音合わせ」になったそうです。

県内有数の進学校で、顧問教諭の斉藤淳先生は3年前から学習会を設けたとのこと。平日は週2回朝の始業前に食堂で1時間勉強。夏休みは午前中に3時間、部員全員で勉強するそうだ。

今年は地区大会はシードで出場予定。自由曲はRシュトラウスの楽劇「サロメ」から「7つのベールの踊り」。3月のアンサンブルコンテスト全国大会で木管4重奏が同校初の金賞を受賞。斉藤先生が「この4人が重要な役割を果たせる曲を」ということで選曲したとのことです。オーボエの妖艶なソロがあるのですが、オーボエの上田隼之介くんは、「感情の移り変わりを表現したい」といっています。

西関東大会は、埼玉、群馬、新潟、山梨の4県の代表で開かれ、全国大会の切符は3枚です。その3枚をこのところずっと、埼玉勢が独占しており、埼玉栄、伊奈学園総合、春日部共栄の3校が常連となっています。しかし今年は伊奈学園が3年連続全国出場のため、不出場ですので、恐らく空いた1枠を大宮と与野で争うことになるでしょう。さあ、どうなりますでしょうか。

では、 Rシュトラウスの楽劇「サロメ」から「7つのベールの踊り」を、1987年度群馬県吹奏楽コンクールで金賞を取った前橋市立第五中学校の演奏でどうぞ。

オーボエはそこそこ上手です。というか、中学生でこれだけ吹ければ、めっちゃうまいといっても良いでしょう。  この1987年は前橋市内の中学がめっぽう強く、一中、三中、四中の3校がいずれも全国大会出場を果たしています。この五中の演奏もそこそこうまいと思うのですが、不運でしたね。

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