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小澤征爾さん、がんは全快、しかし本格復帰延期に思う [オーケストラ]

小澤征爾さんが、昨日記者会見しましたね。食道がん手術によってがんは無くなったものの、長い入院生活で腰が痛くて長時間立っていられないようで、復帰公演になるはずだったサイトウキネンオーケストラの全面的な指揮は見送るそうです。そして、チャイコフスキーの弦楽セレナードの第1楽章(約7分)だけ振るそうです。

がんの手術をして3ヶ月で復帰をするといったことを聞いたときびっくりしましたが、やはりちょっと無理だったようです。今74歳、ストコフスキーのように90歳を超えても指揮した名指揮者とか、サヴァリッシュのように80歳を越えてまだ現役で指揮している指揮者もいらっしゃいますので、この先一層活躍していただくためにはさらに半年ぐらい休養しても何ら問題ないと思います。

チャイコフスキーの弦楽セレナードはちょっと気になる思い出があります。うちの大学の豊洲校舎が落成したときにその記念に岩城宏之さんの指揮する日本フィルを招待して新校舎の中で演奏していただいたのがこの曲です。実は岩城さんはそれからそんなに時間が立たないうちに亡くなってしまいました。不吉なことを書いて申し訳ありませんが、そういうことがないように、しっかり静養していただきたいと思います。

ではまず、8月1日の記者会見の様子をどうぞ。

 

次にサイトウキネンオーケストラを指揮した、モーツァルトのディベルティメントk136第2楽章です。 

 

次に、語りぐさになっている、2002年ウイーンフィルニューイヤーコンサートのアンコールで演奏された、ラデツキー行進曲をどうぞ。ゆったりしたテンポですね。

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