娘と唯一共演した「魔女の宅急便」 [オーボエ独奏]
更新間隔が空いてしまい、申し訳ありません。
自己満足シリーズ第3弾です。
今回は、2000年の12月に長女とピアノ発表会で、娘と唯一共演した「魔女の宅急便」をお送りします。私がオーボエ、娘がピアノの伴奏をしています。このとき娘は10歳の小学4年生でした。
後にも先にも娘と共演したのはこれ1回きりです。家族全員でこのピアノ発表会に出ることが夢だったのですが、実現していません。将来もないだろうと思います。娘達は大きくなって嫌がっておりますので・・・
独奏は結婚式以外はなかったので、緊張してうまく吹けませんでした(^_^;)
旅立ちと仕事始めの2曲やっています。ではどうぞ
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
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ANAの機内で流れるオーボエの曲 [オーボエ独奏]
昨日愛媛から帰ってきました。
松山から羽田に向けてANAに乗ったのですが、機内でたまたま、ラジオ(じゃないですね、なんて言うんだろう? クラシックのチャンネルです)を付けたところ、ラヴェルの「クープランの墓」が流れてました。なんと、オーボエの特集をやっていたんです。ラヴェルが終わると、イングリッシュホルンの説明のナレーションが(*^_^*)
続いて、オーボエとイングリッシュホルンの掛け合いの曲と言うことで、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」より、だったん人の踊りです。それに続いて、Rシュトラウスのオーボエ協奏曲の第1楽章です。
どの曲も、オーボエ吹きなら、よだれがでそうになる、美味しい曲です。いや~まさかANAの機内でこんな特集を聴けるとは思いませんでした。
ではラヴェル作曲、組曲「クープランの墓」より、第1曲「プレリュード」を新東京室内管の2008年10月18日、三鷹での演奏からどうぞ。
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オーボエのレッスン映像:シェレンベルガー氏ほか [オーボエ独奏]
yablinskyさんがブログで、ロンドン交響楽団のオーボエ奏者のマスタークラスの映像を取り上げていました。それに触発され、ながぐつも、オーボエのレッスンの映像をいくつか見てみました。結構あるものですね。
その中で一番インパクトのあるのは、やはり元ベルリンフィル首席奏者の名手、アンスイエルク・シェレンベルガー先生のレッスンです。シーマンの3つのロマンスの第1曲の冒頭を繰り返し見ています。ちょっと吹くと、すぐ「NO! NO!」といって止めていますね。そして盛んに「Air! Air!」と言っています。重心をお腹においてしっかり支え、空気を流れを止めることなく安定的に続けて送り込むことに注意するように何回もおっしゃっています。そのことが、一小節単位、音符単位で音楽が止まってしまわずに、大きなフレーズでの自然に演奏することにつながっていくと考えているようです。ピアニッシモで出るところ、ヴィブラートのかける位置もずいぶん指摘しています。
初めてみましたが大変勉強になりました。オーボエ以外の楽器の奏法にも参考になるのではないでしょうか。ではどうぞ。
こちらの映像は、ニューヨークフィル奏者のワン氏が、体格の良い女性をレッスンしています。ハ長調のスケールに続いて、のだめの黒木くんの演奏で有名になった、モーツァルトのオーボエ四重奏曲のレッスンです。
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また買ってしまった中古CD ラヨシュ・レンチェスなど [オーボエ独奏]
昨日、某NPOの総会がお茶の水の明治大学でありまして、その後懇親会で和民へ。終わって隣を見ると、ディスク・ユニオンがあるじゃないですか~。誘惑に負けて、またまた中古CDを買ってしまいました。クーポン使って5セット買って、6440円でした。買ったのは以下の通り。すべて輸入盤です。
①無言歌 ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)他 1470円
②ハンガリーの状況 ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)他 900円
③青の宇宙 広田智之(オーボエ)他 1500円
④イングランド魂(4枚組) ウィリアム・バートン指揮イギリス響他 1470円
⑤Rシュトラウス管弦楽曲集(4枚組) ロリン・マゼール指揮バイエルン放送響 1700円
①について、HMV レビューから抜粋すると、
世界のオーボエ協奏曲を名手レンチェスによる名演で!
ラヨシュ・レンチェス/無言歌
現代屈指のオーボエ奏者、レンチェス(レンチェシュ)は1943年ハンガリーのドログで生まれ、ブダペスト音楽院とパリ音楽院で学びました。その後1968年ジュネーヴ国際コンクールで優勝し、世界の舞台に踏み出します。現在彼はシュトゥットガルト放送交響楽団のメンバーでもあると同時に、ソリストとして世界各地で公演を行い、バロックから現代曲におよぶ幅広いレパートリーで数多くのCD録音でも高い評価を得ています。(IMS)
【収録場所】
・メンデルスゾーン:無言歌集より『甘い思い出』op.19-1
・メンデルスゾーン:無言歌集より『後悔』op.19-2
・メンデルスゾーン:無言歌集より『春の歌』op.62-6
・シューマン:Alpenkuhreigen (『マンフレッド』op.115より)
・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』第3幕より
・フランク:前奏曲 op.18-3
・グリンカ:ノクターン
・ハンドシキン:カンツォーナ
・デュボワ:カヴァティーナ、アンダンテ・アパッショナート
・ハッセルマン:5月の歌
・ピエルネ:即興曲
・ボザ:アリア
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)
レニー・ヤマハタ(ハープ)
録音時期:2007年
録音方式:デジタル
HMVでは2400円だった。結構新しい録音でこの値段だし、オーボエうまいし、大満足です!
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宮本文昭さん、宮本笑里さん、大島ミチルさんの競演 [オーボエ独奏]
朝の連続テレビ小説「あすか」のテーマ音楽「風笛」ですが、作曲家の大島ミチルさんが宮本文昭さんにオーボエのソロを吹いてもらいたくて、作ったものですね。
宮本文昭さんは3年前に引退するまで、この「風笛」を、コンサートでたびたび取り上げています。そして、娘の宮本笑里さんがデビューしてからは、親子でこの曲を幾度か演奏しており、宮本文昭さんのファイナルコンサートでも競演しました。宮本文昭さんが引退してからは、笑里さんが、ヴァイオリンヴァージョンでたびたび演奏しているようです。
現在、宮本文昭さんは指揮活動、講演活動、指導者そしてラジオのパーソナリティーを多彩な活動をしています。去る4月10日には、大島ミチルスペシャルコンサートの指揮をされ(演奏は九州交響楽団)、大島ミチルさんの新曲のヴィオラ協奏曲を演奏したようです。こちらです。このコンサートの様子は大島ミチルさんもブログで感想を書いていらっしゃいます。こちらです。
また、2007年に大島ミチルさんが宮本文昭さんのラジオ番組に出た感想もブログに書いていらっしゃいます。こちらです。「トップのアーチスト独特の共通のオーラやエネルギーが出ていて・・・それがとっても素敵なものなのです」などなど。
また同じブログで「そうそう、数日前にお嬢さんの笑里さんからお手紙を頂いたばかりでした。手がけたアーチストからお手紙頂く事は滅多にないのでとても嬉しかったです。本当に大好きな家族です。(もう一人お姉ちゃんもず〜っと前から知っていて・・・お姉ちゃんもとっても素敵なんですよ)でも宮本文昭さん、必ずまたご一緒したいです」と書いておられます。大島さんと宮本家は家族で知り合いなのですね。
その、宮本笑里さん、今や美人ヴァイオリニストとして人気絶頂ですが、ブログが半端じゃないです。1日に2~3回更新されています。超多忙だろうと思いますが・・・すごいです。こちらです。
では、大島ミチル作曲、宮本文昭・宮本笑里の競演で、「あすか」のテーマ「風笛」をどうぞ。
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宮本文昭さんファイナルコンサートを見る(その2) [オーボエ独奏]
夕べ、宮本文昭さんのファイナルコンサートDVDの残りの部分を見ました。
後半は、和楽器や、Vnの中西俊博さん、Vcの溝口肇さん、ギターの渡辺香津美さんや鳥山雄司さんとのコラボでした。演奏会が残り2曲になったとき、宮本さんは「今日はもうこれ以上吹いたことがないというぐらいオーボエを吹いている。4月1日からは公の場で吹くことはないので、もうどうなってもいいというような感じでやっています」と仰っていました。残り2曲が終わると、ゲストの方々が次々出てきて舞台上で握手、宮本笑里さんが花束を渡しました。アンコールとして、宮本笑里さんも含めて全員で宮本文昭さんが作曲し鳥山雄司さんが補筆したThe Aim & Endを演奏して終了。宮本さんはすべてをやりきったという表情でした。
DVDは単体でも購入できます。こちらです。
曲目は以下の通りです。
1. 午后のロマネスク/宮本文昭
2. メドレー!
~ボサ・ノヴァ・オン"G"(J.S.バッハ)/回転木馬(サティ)/
マイ・フェイヴァリット・シングス(R.ロジャース)
3. 風笛(NHK連続テレビ小説「 あすか」テーマ曲)/大島ミチル
with 宮本笑里
4. ひまわり/ヘンリー・マンシーニ
Sunflower/Henry Mancini
5. イット・マイト・ビー・ユー/デイヴ・グルーシン
It Might Be You/Dave Grusin
6. 雪月花/三宅一徳
7. パッシー・ホーム/渡辺香津美
8. マジック・マウンテン/中西俊博
with 宮本笑里
9. Perfect Days/溝口肇
10. 世界の車窓から/溝口肇
11. 蒼の薫り/鳥山雄司
with 宮本笑里
12. アヴェ・マリア/ジュリオ・カッチーニ
Ave Maria/Giulio Caccini
13. ブーレ・アンティーク/ジョゼフ・カントルーブ
/Joseph Canteloube
14. ボヘミアンダンス/クロード・ドビュッシー
Bohemian Dance/Claude Debussy
15. The Aim & End/宮本文昭&鳥山雄司
4時間の長丁場の演奏会、1音たりともミスもなく、素晴らしい演奏でした。
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宮本文昭さんファイナルコンサート&インタビューを見る [オーボエ独奏]
宮本文昭さんの29枚のCDは、片っ端から聴いていて、どれを聴いたのかわからなくなってきました(^_^;)
コンプリートBOXに唯一ついていたDVDのほうも、全部ではありませんが、かなり見ました。2007年3月28日に東京文化会館大ホールで行われたファイナルコンサートの演奏と、曲の合間のおしゃべり、同年8月に行われたインタビューが別のチャプターで納められています。
宮本さんの話によると、最初のリサイタルは東京文化会館小ホールで、親戚友人で何とか埋まったが、しばらく後で関東近郊で行った演奏会は聴衆がなんと7人だったとおっしゃっていました。それが最後は大ホールで超満員。ネットではチケットが倍以上で取引されたとか。しかしこのコンサート、なんと4時間かかったそうです。ライナーノーツによると、宮本さんの幼なじみが「お前の話は長い。予約してあるメシ屋に間に合わなくなる」とのことで途中で抜け出したとか。
このコンサートでは、今をときめく美人ヴァイオリニスト、娘さんの宮本笑里さんとも、あすかのテーマ「風笛」で共演しています。インタビューで、娘さんと共演できたことについて、音楽家の散り際を見せられて良かったと語っていました。
今これも「ヒストリー」の中の「オペラ座の怪人」を聴きながら、打っていますが、この素晴らしい音色、この素晴らしい表現力を持ったオーボエ吹きは、もう出てこないんじゃないでしょうか。絶頂の時におやめになった美学は理解できます。
今は指揮活動やパーソナリティ、後進の指導などでご活躍されていますが、今後も一層の活躍を期待したいです。
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宮本文昭さんを聴く:ドリーミングストリーム [オーボエ独奏]
宮本文昭さんのコンプリートBOXですが、CDを順次、携帯音楽プレーヤーに移して、通勤時に聴いています。
今日は、その中から、宮本さんのソニーからのファーストアルバム「ドリーミングストリーム」を少し紹介します。
このアルバムは、ハープの篠崎史子さんとの競演です。これから膨大な数のCDをリリースしていくわけですが、このアルバムは1982年に発売されたもので、まだCDはなく、レコードでした。いわゆるクラシックの珠玉の小品を集めたものでした。曲目は以下の通りです。
愛の喜び・美しきロスマリン・ベートーヴェンの主題によるロンディーノ(クライスラー)、くまばちは飛ぶ(Rコルサコフ)、カンタータ156番~アリオーソ、夢のあとに・シチリアーノ(フォーレ)、タイスの瞑想曲(マスネ)、白鳥(サンサーンス)、小舟にて・夢(ドビュッシー)
久しぶりに聴きました。とにかく美しいです。でも「くまばちは飛ぶ」は超絶技巧です。ブログでも紹介した夢のあとに(フォーレ)、夢(ドビュッシー)も入っています。28年前の演奏ですが、全く美しい、輝きを持った演奏です。
ながぐつは、このレコードが発売されたときに大学4年生。貧乏学生としては3000円の新譜を買うのはためらわれましたが、勇気を持って買いました。そのレコードは、以下の写真です。今では入手困難なものでしょうね。
今は書庫に眠っていたものを掘り出しました。宮本文昭さんを知ったのは、当時教わっていた東京音大の学生さんのアパートでRCAから出ていたソロアルバムを聴かせてもらったのが最初で、その音色の美しさに驚きました。それ以来、ずっとファンです。このレコードで初めて知った曲も多かったです。
安藤美姫さんらが「美しきロスマリン」を伴奏に演技している映像の断片がありましたので、以下に貼り付けます。
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宮本文昭さんの30枚組コンプリートBOXが届きました。 [オーボエ独奏]
ここ数日、忙しくて、いつも読んでいるブログをみにいくことができません。すみません。
それでも、自分のブログだけは何とか更新するながぐつです。
昨日、予約注文していた、宮本文昭さんの30枚組コンプリートBOXが届きました。39800円もしましたが、完全限定注文生産につられて買ってしまいました。29枚のCDに、ラストコンサートのDVDが1枚。ライナーノーツはなんと200ページになります。はがきで応募すると、ハンドメイドのリードが3名にあたるそうです。
自筆サインも入っていました。
CDの中身については、
http://suisougaku-nakaguchi.blog.so-net.ne.jp/2009-11-26
をご覧ください。
内容については、おいおい紹介していきます。
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カラオケCDの伴奏で吹く(その2)「夢のあとに」 [オーボエ独奏]
カラオケCDの伴奏でオーボエを吹くシリーズの2回目です。
オーボエの譜面は少ないので、フルートのものを買ってくることがよくあります。カラオケCDもしかりです。今回は中野真理著「フルートの調べ~カラオケCDで上達する憧れのフルート名曲25選」という譜面を買いました。
以下の曲目について、ソロ譜面+ピアノ譜面+模範演奏CD+カラオケCDがついて3千円ちょっとです。お得だと思います。
01.ポロネーズ/J.S.バッハ
02.メヌエット~「ディヴェルティメント」より/W.A.モーツァルト
03.ノクターン 第20番[遺作]/F.ショパン
04.子犬のワルツ/F.ショパン
05.タイスの瞑想曲/J.マスネ
06.メヌエット~「アルルの女」より/G.ビゼー
07.くまんばちの飛行~オペラ「サルタン皇帝の物語」より/N.A.リムスキー=コルサコフ
08.白鳥~組曲「動物の謝肉祭」より/C.サン=サーンス
09.ユーモレスク/A.ドヴォルザーク
10.シチリアーノ/G.フォーレ
11.夢のあとに/G.フォーレ
12.愛の挨拶/E.エルガー
13.私のお父さん~オペラ「ジャンニ・スキッキ」より/G.プッチーニ
14.誰も寝てはならぬ~オペラ「トゥーランドット」より/G.プッチーニ
15.月の光~「ベルガマスク組曲」より/C.ドビュッシー
16.ジュ・トゥ・ヴ/E.サティ
17.チャルダッシュ/V.モンティ
18.美しきロスマリン/F.クライスラー
19.亡き王女のためのパヴァ-ヌ/M.ラヴェル
20.イパネマの娘/アントニオ・カルロス・ジョビン
21.美女と野獣/セリーヌ・ディオン&ピーボ・ブライソン
22.早春賦/中田 章
23.さとうきび畑/寺島尚彦
24.涙そうそう/BEGIN
25.千の風になって/秋川雅史
大好きなフォーレの「夢のあとに」が目当ての一つだったので、早速オーボエとイングリッシュホルンで吹いてみました。しかし、難しい~。音程、リズム全然だめです。もっと練習してから載せたいところですが、どんな感じのものか、知りたい方もおられると思いますので、ええい~っ!
オーボエです。
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イングリッシュホルンです。
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元の譜面は、2回目のメロディーから1オクターヴあがりますが、オーボエ・イングリッシュホルンでは無理なので、オクターヴ下げて吹いています。池田昭子さんはCD「アヴェ・マリア」の中でこの曲をイングリッシュホルンで吹いていますね。そうそう、前回の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」もイングリッシュホルンです。比べられるとつらい(^_^;) しかしイングリッシュホルンのBとESの音程が極端に悪いのがわかっただけでも収穫か。
あと、「フルートでスタジオジブリ/アニメベスト 」(ドレミ楽譜出版)というのも持っていますが、これも楽しいです。
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