宮本文昭さんの膨大な録音 [オーボエ独奏]
前回少し紹介しましたが、日本を代表するオーボイストだった宮本文昭さんは、2007年3月に引退するまで、膨大な数の録音を残しています。SONYから発売されているレコード・CDだけで、以下のようなものがあります。
01. ドリーミング・ストリーム (1982年) 02. ジャジー・ウィンド (1983年) 03. ロマネスク (1985年) 04. モーツァルト:オーボエ協奏曲集 (1986年) 05. 鳥の歌 (1988年) 06. ニペンシィ (1989年) 07. ブルー・ヴォイス (1990年) 08. 蒼の薫り (1991年) 09. ミラノの午后 (1992年) 10. ソウル・ブルー (1993年) 11. 夢のあとに~宮本文昭ベスト・アルバム (1993年) 12. シネマ・アモーレ (1995年) 13. オーボエ・ヴィルトゥオーゾ~イタリア・エディション (1996年) 14. オーボエ・ヴィルトゥオーゾ~フランス・エディション (1996年) 15. ジャポネスク (1998年) 16. 水戸室内管弦楽団/R.シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調他 (1999年) 17. 「あすか」オリジナル・サウンドトラック (1999年) 18. オマージュ・オ・ブルー (2000年) 19. 宮本文昭ヒーリング・ベスト (2000年) 20. AIR-アリア (2001年) 21. 「明日の記憶」オリジナル・サウンドトラック (2006年) 22. THANKS! (2006年) 23. ファイナル・オーケストラスペシャル・ライヴ オーボエ協奏曲集 (2007年) 24. Fumiaki Miyamoto (2007年)
ながぐつはこのうちの半分ぐらいは持っています。とにかくあの甘美な音色・叙情的な奏法は、誰にもまねすることができません。また、オーボエのクラシック以外の可能性を見いだした功績は計り知れないものがあります。
チェックが甘かったのですが、今度30枚組のコンプリートBOXが発売されるようです。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/FumiakiMiyamoto/
結構いい値段ですので、買おうかどうしようか、迷うところです。
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さすがですねえ。
海外の演奏家では誰がお好きですか?
あ、「遺産」はちょっとまずいかも...。
by センニン (2009-11-26 20:46)
センニンさん、コメントありがとうございます。
タイトル、確かにまずいので、変えました。ご指摘ありがとうございました。
海外の演奏家ですか、そうですね。やはりドイツの正当派ですね。ベルリンフィルの歴代の奏者、コッホ、シェレンベルガー、ハルトマン、マイヤーといったところでしょうか。あとN響の茂木大輔さんの師匠のパッシンとか。
逆にセンニンさんの好きなフルーティストは誰でしょう? 過去ブログで書いていたらご紹介ください。
by ながぐつ (2009-11-26 22:09)
ほんと国民栄誉賞ものです^^
by ユーフォ (2009-11-27 02:53)
ユーフォさん、こんにちは。
ながぐつも、今回調べてこんなに録音残していることがわかりました。すごいです。
30枚組のコンプリートBOX、大枚はたいて予約してしまいました。
by ながぐつ (2009-11-27 05:21)
おはようございます。
ありがとうございました。ホリガーの名は挙がらないのですねぇ。
茂木さんの本を読むとバッシンも優れた演奏家だろうと思いますが、意識して演奏を聴いたことがないので何とも言えません。
私は現代の演奏家ですと日本人の工藤重典さん、他は故人で師匠のランパル、大御所でモイーズですね。
女性演奏家は多いですが、これはと思う人はコンセルトヘボウのエミリー・バイノン(ベイノンとも表記されます)さんですね。 シャロン・ベザリーも忘れてはいけません。日本人では藤井香織さんですね。
使用楽器は工藤さんが YAMAHA と Haynes、ランパルは Haynes と Louis Lot、モイーズは洋銀製の Couesnon、エミリーさんは Altus、ベザリーは muramatsu、藤井さんは YAMAHA です。
ちなみにモイーズは「モイーズとの対話」という日本人のお弟子さんが書いた本によるとランパルは全然評価せず、そのお父さんを買っていたようです。その他にはニコレの名が挙がっていました。もう一人自分の息子の名を挙げていたのはちょっと割り引いて受け取らないといけないかもしれませんが、音楽以外にも才能があるからというのは一理あると思います。
by センニン (2009-11-28 08:19)
センニンさん、たびたびのコメントありがとうございます。
お好きなのはランパル、工藤重典さんなどですか。ランパルはながぐつもモーツァルトの協奏曲集のレコード持っていましたが、愛聴版でした。コンセルトベボウはヤンソンス指揮の録画とか持っていますが、フルート吹きまでは意識しませんでした。
ホリガーは、来日公演も聴きに行きましたが、CD3枚しか持っていません。表現力は世界一だと思いますが、その分音色が犠牲になっている気がします。
逆に、ニコレとか、ゴールウエイの名は、挙がらないのですね~。
by ながぐつ (2009-11-28 22:42)
こんばんは、はじめまして。
先日はブログにコメントを寄せていただきまして
どうも有難うございました。
お陰様で母校でのコンサートは無事終了いたしました。
モーストリークラシックを購読しているのですが、
宮本さんの対談がシリーズになっていて、
朗らかなお人柄とユーモアのあるページ、
毎回楽しいです。
仕事先でもオーボエ奏者の方は皆さん
ユニークで個性的で親しみやすくて、
楽器の特色なのかなあ なんて考えました(笑)
by ritzy (2009-11-29 01:34)
ritzyさん、こんにちは。ようこそおいでくださいました!
母校でのコンサート、好評だったようで良かったですね(*^_^*)
モーストリークラシックという雑誌は初めて知りました。宮本さんの対談が連載されているのですね。ご紹介ありがとうございます。オーボエ奏者ともお仕事する機会が多いのですね。宮本さんレベルになると別格でしょうが、我々アマチュアは、リードの調子ばかり気にしているので、神経質な性格の人間が多いみたいですね(*^_^*)
by ながぐつ (2009-11-29 06:47)