ANAの機内で流れるオーボエの曲 [オーボエ独奏]
昨日愛媛から帰ってきました。
松山から羽田に向けてANAに乗ったのですが、機内でたまたま、ラジオ(じゃないですね、なんて言うんだろう? クラシックのチャンネルです)を付けたところ、ラヴェルの「クープランの墓」が流れてました。なんと、オーボエの特集をやっていたんです。ラヴェルが終わると、イングリッシュホルンの説明のナレーションが(*^_^*)
続いて、オーボエとイングリッシュホルンの掛け合いの曲と言うことで、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」より、だったん人の踊りです。それに続いて、Rシュトラウスのオーボエ協奏曲の第1楽章です。
どの曲も、オーボエ吹きなら、よだれがでそうになる、美味しい曲です。いや~まさかANAの機内でこんな特集を聴けるとは思いませんでした。
ではラヴェル作曲、組曲「クープランの墓」より、第1曲「プレリュード」を新東京室内管の2008年10月18日、三鷹での演奏からどうぞ。
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速報! 2010年吹奏楽コンクール全国大会 大学、職場・一般の部の結果 [吹奏楽]
ながぐつは今愛媛にいます。
2010年10月23日と24日、第58回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の大学、職場・一般の部が日、松山市の愛媛県県民文化会館(ひめぎんホール)で行われました。23、24と仕事がなかったら、23から松山に入っていたのですが・・返す返すも残念です。
その結果は以下の通りです。
大学の部
出演順 | 賞 | 支部 | 都道府県 | 団体名 | 金賞回数 |
1 | 金 | 東関東 | 神奈川県 | 神奈川大学吹奏楽部 | 23 |
2 | 銅 | 九州 | 福岡県 | 福岡大学応援指導部吹奏楽団 | 2 |
3 | 銀 | 北海道 | 北海道 | 札幌大学吹奏楽団 | 1 |
4 | 金 | 西関東 | 埼玉県 | 文教大学吹奏楽部 | 12 |
5 | 銀 | 関西 | 京都府 | 立命館大学応援団吹奏楽部 | 0 |
6 | 銀 | 東海 | 静岡県 | 静岡大学吹奏楽団 | 0 |
7 | 銀 | 九州 | 福岡県 | 福岡工業大学吹奏楽団 | 1 |
8 | 金 | 関西 | 京都府 | 龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部 | 14 |
9 | 銅 | 中国 | 岡山県 | 川崎医療福祉大学ウインドオーケストラハートフルウインズ | 0 |
10 | 銅 | 北陸 | 石川県 | 金沢大学吹奏楽団 | 0 |
11 | 金 | 東京 | 東京都 | 駒澤大学吹奏楽部 | 20 |
12 | 銅 | 東北 | 福島県 | 福島大学吹奏楽団 | 0 |
職場一般の部です。
詳しくは後日コメントします。
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遅報! 西関東吹奏楽コンクール結果 [吹奏楽]
ずっと前の話ですが、第16回西関東吹奏楽コンクールが行われましたね。Aの部の全国大会出場校は、以下の通りです。高校、大学、職場・一般の結果を見ると、そこそこ予想された結果になっています。
高校は、伊奈学園が初出場以来、95~97、99~01、03~05、07~09年と4回連続での3出達成し、今年は休みの年だったので、その抜けたところにどこが入るかが注目だったわけですが、最右翼と見られた大宮高校は惜しくもダメ金にとどまり、市立前橋が常連の埼玉栄、春日部共栄に続く3つ目の椅子をゲットしました。ここはわずか31人という編成で挑んでの栄冠です。何でも県大会はいつも1位のところが今年は3位だったとか。恐らく相当なショックで奮起したのでしょう。
大学はやはり文教が強いですね。今年で3出なので、来年は埼玉大のチャンスとなります。
職場・一般は川越奏和と伊奈学園OBが全国大会にコマを進めました。今度の日曜に松山で全国大会が開かれますが、実はながぐつはその日の夜、松山に行きます。昼間の仕事がなければ・・・。惜しい、悔しい。
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次回更新は木曜日の予定です
更新が遅れて済みません。
業務多忙のため、次回更新は木曜日になります。
次回は西関東吹奏楽コンクールの結果について書きたいと思います。
小江戸川越第九の会の練習2回目、武蔵越生の菅野先生と再会 [オーケストラ]
日曜日である今日も、朝から大学で会議でした。ここのところ、土日もずっと家を空けています。
さて、昨日は小江戸川越第九の会の練習でした。1楽章から4楽章まで全曲やりました。初回の時は、久しぶりのオケ、それも懐かしい川越フィルのメンバーに再会できたので舞い上がっていましたが、昨日はだいぶ落ち着いて吹くことができました。それだけに吹けていないなあと感じましたが。
さて、今回の練習で武蔵越生高校吹奏楽部顧問の菅野謙太郎先生と10年ぶりぐらいに再会しました。菅野先生はたぶん、川越フィルの創立以来のメンバーで、クラリネット奏者、数々の名演を残しておられると思います。武蔵越生高校の音楽の先生で吹奏楽部顧問として、指揮をして同団を率いており、県大会・西関東大会ではBの部で常に県代表、東日本大会の常連です。前にも紹介したと思いますが、田村文生さん(課題曲、饗応婦人の作曲者で元川越フィルヴィオラ奏者)の曲をずっと演奏しています。本人に聞いたところ、この7~8年はやっているとのこと。すべて委嘱作品だそうです(過去に委嘱した作品のコンクールでの再演などを含む)。田村さんにも何度か指導しに来ていただいているとか。しかし田村さんは今は神戸大学の准教授になっておられるそうで、最近はもっぱらメールでやりとりされているそうです。第九ではセカンドを吹いておられましたが、第3楽章のトップとのハモりなど、絶品でした。
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タイラコアンサンブル練習、ハイドンの主題による変奏曲 [木管アンサンブル]
こんばんは。書くネタはあるのですが、忙しくてなかなかまとまった時間が取れません。
さて、今週の日曜日に1ヶ月ぶりのタイラコアンサンブルの練習がありました。今回も6人全員が揃ったので木5+ピアノの曲をやることができました。ブラームスのハイドンの主題による変奏曲の6重奏版です。
このブログでも、木管合奏版を取り上げたことがありますが(こちらです)、この6重奏版はかなり新しい編曲のようです。アレンジはボストン響の方のようです。
まだまだ未完成なのですが、どんなイメージになるのかお知りいただくために、主題と第1変奏のみアップします。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
演奏がいまいち、とくにオーボエがいまいちなのは、ご勘弁をm(_ _)m
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業務多忙のため、1回分お休みします。 [その他]
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
業務多忙のため、1回分お休みします。
今度の更新は金曜日になります。申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
しばすい第12回定演、ドキュメント(その4:第3部) [吹奏楽]
だんだん飽きてきたと思いますが、しつこくしばすい、こと芝浦工業大学文化会交響吹奏楽団の定演のドキュメント、第3部です。
第3部はパップスステージです。今年のミニコンサートから、ブルーのしばすいTシャツを着て演奏することになりました。
初っぱなは、ディズニーエレクトリカルパレードです。指揮のYさんがミッキーの手で指揮をしました。続いてフィンガー5メドレーは、指揮のHくんが学ランを着て登場。合間にサックスの2人の会場を和ませるような司会がはいります。
結構大曲が続き、続いてタイタニックメドレー、指揮はFくんです。最後の曲の前に、団長のAくんの挨拶。原稿を見ずに話しきりました。そして、最後の曲、「ラピュタ」~キャッスル・イン・ザ・スカイの指揮は、当然指揮者長のKくんです。この曲はジブリだからと言ってバカにできません。吹奏楽コンクールの自由曲の小編成の部では、中高生がたびたび取り上げるシンフォニックな編曲です。なかなかの出来でした。
アンコールは銀河鉄道999です。途中4年生のソロが。TpのNくん、TbのWくん、EuphのWさんが舞台の一番前に出てきてスタンドプレーです。なかなかの演奏でした。
演奏が終わり、市民会館の出口に全員移動。いらしていただいたお客様に全員でお見送りです。ながぐつの最後に出て行く出入り口のドアの前に陣取って、ひとりひとり「ありがとうございました」を声をかけます。他の団員は来てくれた知り合いに挨拶している人が多くて、一般のお客様に挨拶をしている人はだんだんまばらになりました。ながぐつは今回も家族、知り合い声をかけましたが結局来てくれたのはゼロでした(T_T) でも他学科の先生が聞きに来てくれていてびっくりしました。
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しばすい第12回定演、ドキュメント(その3:第2部) [吹奏楽]
今日は雨の中、9時から16時まで屋外で自然観察の授業でした。あまり疲れていないはずなのですが、ボッとしたのか、ほとんど完成していたこの記事が全部消えてしまいました。ショック(T_T)
さて、気を取り直して、今回はしばすい、こと芝浦工業大学文化会交響吹奏楽団の第12回定期演奏会の3回目、第2部の模様を書きます。
しばすいの定演は3部構成ですが、第2部がメインで、大曲をやります。今回はこのブログでも何回か書いているとおり、ヴァンデルローストの交響詩曲「スパルタクス」です。スパルタクスは古代ローマのの剣闘士でスパルタクスの反乱と呼ばれる奴隷戦争を主導した人物ですが、ハチャトゥリアンのバレエ音楽が有名ですね。
ヴァンデルローストの曲は1988年に作曲された新しい曲です。3つの部分と終結部からなり、奴隷、剣闘士としてのスパルタクスを表す第1部、つかの間の休息やロマンスを思わせる穏やかな第2部、ローマ軍との戦いを想起させる第3部と、回想シーンのようにこれまでに現れた音楽に基づく終結部で構成されています。
さて、10分間の休憩後、開演のブザーが鳴り、団員が入場し、下手から第2部を振って下さる矢野先生が入場します。そのときちょっとしたハプニングがありました。指揮台の上にまだ第1部のフルスコアが乗っていました。本来は誰かが第2部のスコアに変えておかなければならないところですが、手違いがあったようです。しかし矢野先生は慌てることなく、第1部のスコアを下に置き、指揮台の下にあったスパルタクスの譜面を落ち着いて指揮台の上に乗せました。そして視線を下にやり、ふーっと大きく息をつきました。そしてすっと視線をあげて、瞳を大きく開けて、団員を見ます。そのときの、目の力が凄かった。団員はみんな引き込まれたようでした。
そして、決して派手ではない最初の拍が振り下ろされたとき、ティンパニや低音楽器が不気味に鳴り響きます。なかなかいいじゃないか。主部のアレグロ、7/8と5/8が交互に繰り返される変拍子ですが、Iさんのティンパニ、いいぞ! Iさんは建築工学科、ちょうど卒論の中間審査が重なってしまったらしく、最後の1週間全く練習に出られませんでしたが、さすがです。その流れに乗って、金管、木管、他の打楽器も勇壮な音楽を奏でます。
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第2部は緩徐楽章、フルートのソロから始まります。このソロ、拍子が書いていないんです。事実上のカデンツァ、吹くのは4年生のHくんです。彼の音色は当団の中では傑出しています。やはりあまり練習に出られなかったのですが、さすがです。難しい低音のソロをばっちり決めました。続いてながぐつのイングリッシュホルンのソロです。3カ所だけイングリッシュホルンに持ち替えるのですが、その中の1発目。3回のソロ・ソリの中では練習では一番不安定だったのですが、本番はうまくいって90点以上の出来! その後、ホルンは少し外したけれど、ユーフォの2重奏はさすが、4年のWさん、3年のKくんです。ばっちり決めて、ユニゾンへと導きます。広がりのある音楽だなあ。第2部の終盤に2発目のイングリッシュホルンの持ち替え、これも決まりました。
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さて、いよいよ一番の山場、第3部、戦いを想起させる場面です。矢野先生の目力が一段と鋭くなります。打楽器から徐々に楽器が増えていき、フォルテッシモに・・・そして音楽は最高潮に・・・。おお~なんだこの音は~。こんな音出せるのか、この団は、と思って顔あげると、矢野先生が笑顔でタクトを振っています。やっときたか~、やっとこの音がきたか~って思っているように、ながぐつには見えました。金管のシングルタンギングもいいじゃないか。サックスのソリもいいぞ~。
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しかしながぐつは聞き惚れている場合ではありません。終結部の最初に、3発目のイングリッシュホルン、それも裸のソロ、拍子のないソロ、事実上のカデンツァが待っています。今回の練習で最も練習したところです(あたりまえか)。出来は50点(T_T) 最後のトリルで音が切れてしまうと言う、練習で1回もやらなかった痛恨のミス! ああ~、ここまで第1部の交響的序曲から、すべてソロを成功させてきたのに、最後の最後でドジッタ。これですべて台無しです(T_T) しかし音楽は進みます。ピッコロのソロいい! ペットいい!あれちょっとはずしたか。 11/8拍子、OK、テンポアップ、終わった!
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矢野先生がお辞儀をして、会場、拍手です。矢野先生がまずフルートのHくんを立たせ、つづいてながぐつとオーボエのOくん、ホルンなど次々と立たせていきます。
さて、第2部のアンコールは同じヴァンデルローストの「カンタベリー・コラール」です。矢野先生が、曲の紹介をしてから、ゆったりとした曲が始まります。
音程がいまいち合わない。ちょっと集中力が切れたか。あったり合わなかったりしながら、進んでいき、終盤のトゥッティの重厚な和音は、何度も練習したお陰か、うまく響きました。最後、オーボエとイングリッシュホルンの絡みがあるのですが、一番集中力が切れていたのはながぐつでした。指を間違えてしまいました。ああ~、何をやってんだか。
僕は、キャリア30年の奏者であり、しかも学生が主役の舞台ですから、うまく吹けて当たり前、音楽を壊さないように目立たずにいるべきなのに、音楽を壊してしまって、少し悔いが残りました。
記事の間に録音を挿入しましたが、録音してくれたのは機材班のMくんやSくん。とてもクリアに録れています。さすがです。天井からつっているマイクではなく、客席の中頃にマイクを2本立てて録音していたのですが。今回が一番よく録れていたように思います。
ありがとうございました。(つづく)
しばすい第12回定演、ドキュメント(その2:第1部) [吹奏楽]
さて、しばすい第12回定演の第1部の模様をお送りします。
開演ブザーが鳴り、上手・下手に分かれてステージに団員が入場です。入場は、1部と2部は2手に分かれてそれぞれ上手口、下手口からひな壇後列→ひな壇前列→Eu&Hr→Tuba→木管3列目→木管2列目→木管1列目→Perc.となります。上手からは、Tb→Eu→Tu→B.Sax→B.Cl→T.Sax→A.Sax→Ob、下手からは、Tp→Hr→Cl→Fl→Percの順で入場することに決まっています。
僕は、オーボエとイングリッシュホルンを2つ抱えて入場するのは無理のため、オーボエはリハーサルの時から舞台上に起きっぱなしにしてきました。1部最後の曲のイングリッシュホルンのソロにすべてを賭けます。
着席し、Cl奏者がチューニングのBを出し、学生指揮者Yさんが入場していよいよ、高橋伸哉/行進曲「K点を越えて」の演奏開始、Yさんは落ち着いた指揮で、事故もなく軽やかなマーチが奏でられて終了。2曲目はスヴェアリンジェン/メイク・ア・ジョイフル・ノイズです。指揮は学生指揮のHくん。中高生にはスヴェアリンジェンですが、後半に木管の早いパッセージがあるなど高度なところもあります。途中中間部のソロなどもまずまずうまくいって終了。3曲目は福田洋介/吹奏楽のための風の舞です。指揮はFくんです。2004年のコンクール課題曲ですが例の所ジョージの笑ってこらえて~吹奏楽の旅で淀川工科高校の練習風景が放映され、人気曲TOP10に入っています。これもまずまずうまくいって終了。
さて第1部最後はバーンズ/交響的序曲で、10分弱、一部で一番長い曲です。指揮者長のKくんが振ってくれました。出だしのファンファーレから始まり、主部の華麗なメロディー、ゆったりとした中間部など、魅力たっぷりの曲です。多少音を外したり、かすったりとありましたが、全体としては良い出来だったのではないかと思います。主部の最初の旋律がなんとオーボエのソロです。オーボエの貴公子Oくんが華麗なメロディーをばっちり決めました。すばらしい! 中間部の旋律は、なんとイングリッシュホルンのソロでスタートするのですが、このソロは譜面的にはあまり難しくないので、音程と、どうに歌うかにかかっていました。ちょっとGの音程が不満でしたが、8割ぐらい、思った通りに吹けたかなあ、と言ったところです。
客席の一番前に親子が聴いていて、その子供は中学生ぐらい大きいのに、曲の最初から横になって寝ていました。具合が悪かったのか? 無理してきてくれてありがとうございました。
次回は第2部です。
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