八木澤教司さんの吹奏楽曲 [吹奏楽]
久々の吹奏楽ネタです。
八木澤教司(やぎさわさとし)さんの吹奏楽曲について少し書きたいと思います。1975年生まれの若干34歳の新進気鋭の作曲家です。ながぐつは、昨年秋のしばすいの定演で、「はてしなき大空への讃歌」を演奏して初めてこの作曲家の存在を知りました。全日本吹奏楽コンクールデータベースでみると、おびただしい数の作品がヒットしました。以下のようなものです。
マヤの紋章
ザ・ウェスト・シンフォニ
ピアノと吹奏楽のための協奏的組曲
Celebres Overture (1995)-
ディメレンタスII (1996)
嵐の中の幻影 (1998)
吹奏楽のための抒情詩《秋風の訴え》 (2001)
March-Bou-Shu (2001)
流浪の波 (2001)
吹奏楽のための音詩「輝きの海へ」 (2002)
ぷれりゅーど (2002)
稜線の風 北アルプスの印象 (2002)
フランボワイアン~大地に広がる炎の花 (2003)
吹奏楽のための詩曲《はてしなき大空への讃歌》 (2003)
トランペット協奏曲 (2003)
「レムリアー失われた大いなる遺産」 (2003)
ペル・ソナーレ (2003)
モアイ ―太陽を見つめる七体の巨像 (2004)
吹奏楽のための譚詩《天女の飛翔》 (2004)
空中都市「マチュピチュ」 ~隠された太陽神殿の謎~ (2004)
「故郷の情景」―グリーグの主題による (2004)
「時のあとに」―我が故里へのオマージュ (2004)
ファンファーレ「若雉子は大空高く舞いて」 (2004)
春の詩―風の丘の物語 (2005)
ナスカ ~地上に描かれた遥かなる銀河~ (2005)-
「死者の支配する国」―崇高なる光に包まれて (2005)
ファンファーレ《ミュージック・シティ》 (2005)2分
太陽への讃歌―大地の鼓動 (2005)
地底都市「カッパドキア」―妖精の宿る不思議な岩 (2005)
コロポックルの棲む渓谷「神居古潭」 (2005)
「ラス・ボラス・グランデス」―惑星を象る大石球の神秘 (2005)
祝典のための前奏曲《未来への緑風》 (2005)
「ペルセウス」―大空を翔る英雄の戦い (2005)
神秘の花 ~ギュスターヴ・モローに寄せて~ (2006)8分
「聖徳太子の地球儀」―斑鳩寺に鎖された記憶 (2006)
「奇跡のつぼみ」 (2006)
パーテル・ノステル II (2006)
シンフォニア (2006)
春のスケッチ (2006)
古代都市「ペトラ」―砂漠に眠る薔薇色の彫刻 (2006)
「ザ・リング・オブ・ブロッガー」―太古の聖なる祭壇 (2006)
「天童風犬伝」―民話“べんべこ太郎”に寄せて (2006)
「ナルシスの変貌」―サルバドール・ダリに寄せて (2006)
「輝蹟の龍」聖域への挑戦 (2006)
「ホワイト・パスポート」 (2007)
カンティレーナ (2007)
「永劫の灯火」~日光の社寺を夢む (2007)
ウインドアンサンブルのための「ディヴェルティメント」 (2007)
ファンファーレ「みちびき」 (2007)
エンペドクレスの愛 (2007)
アチャラナータの祭典 (2007)
「セントルイスの風」 (2007)
「散歩、日傘をさす女性」―クロード・モネに寄せて (2007)
碧き宇宙 生命の雫 (2007)
ピリ・レイスの地図 (2007)
「ひたかの大地に」~母なる北上川の記憶 (2007)
トロンボーン協奏曲 (2008)
「プリマヴェーラ」~ 美しき山の息吹 (2008)
「仰ぎ見ること ~ 泰山北斗の如し」 (2008)
ファンファーレ集 (2008)
「空と大地の間で」 (2008)
ヴォカリーズ (2008)
「アルルカンの謝肉祭」ジョアン・ミロに寄せて (2008)
「KYO-WA」 (2008)
シンフォニック・エピソード I (2008)
「優位な曲線」ヴァシリー・カンディンスキーに寄せて (2008)-
我々おじさん世代にはあまりなじみがないですが、最近の中高生には大人気なのですね。
YouTubeではあまりヒットしませんでした。ニコニコ動画のほうが多いのかも。その中で「若雉子は大空高く舞いて」を聴きました。以下です。
前に唯一演奏した、「はてしなき大空への讃歌」とメロディー進行が似てました。
本人のホームページもあり、ブログもあります。おびただしい情報量です。
http://www.sounds-eightree.com/pc_index.php
もう少し読み込みたいのですが、時間がないので、今日はこのへんで失礼します。
ブログのランクがアップするので、よろしければ上のボタンを押してください。
私は縁が無いのか、どれも演奏したことがありません。
長いこと吹奏楽から離れてしまっていますからね。
by nomame (2010-02-24 15:11)
こんばんは。
私も全然知りませんでしたが、市川にお住まいのようですね。
March-Bou-Shu の Bou-Shu は房州なのでしょうか?
by センニン (2010-02-24 21:04)
nomameさん、コメントありがとうございます。
ながぐつも、昨年自分の大学の吹奏楽団に復帰したときは、全く浦島太郎状態でした。
吹奏楽人気もあり、我々の中高時代と比べると、おびただしい譜面が出ているようです。
by ながぐつ (2010-02-24 21:52)
センニンさん、コメントありがとうございます。
ながぐつも、こんなに曲があるとは、このブログ記事を書くまで知りませんでした。
Bou-Shu はきっと房州なのでしょうね。
高校などの吹奏楽部からの委嘱作品をずいぶん書いているようですね。
それであのホームページ、いつ寝てるんだろうという感じです。
by ながぐつ (2010-02-24 22:02)
私も知りませんでした・・・。
寝ている時でも作曲するとは・・・只者ではありません^^
by ユーフォ (2010-02-25 02:06)
ユーフォさん、コメントありがとうございます。
なんか、顔はオタクっぽいですけどね。寝てるときでも曲想がどんどん沸いてくるのでしょう。
by ながぐつ (2010-02-25 21:59)
こんにちは(^^*)
2007年に作曲された
「セントルイスの風」という曲は
実は自分の高校の創立100周年記念に
作曲していただいた曲なんです。
自分の高校、といいっても2日前
卒業しちゃったんですけど…
by ぴぴ (2010-03-05 14:41)
ぴぴさん、コメントありがとうございます。
そうですか。それは素晴らしい。
一生の記念ですね。
「セントルイスの風」、ぴぴさんの母校で、代々演奏し続けられていくことでしょう。
by ながぐつ (2010-03-19 08:38)