Jシュトラウス/歌劇「こうもり」序曲の思い出 [オーケストラ]
昨日も、しばすいの練習があったのですが、仕事で出られませんでした。そこで、今日は、やったことのあるオペラの序曲について少し・・・。オーケストラでは、2番オーボエをやることが多かったと前にも書きましたが、それは演奏会でのメインの曲の話です。プロと違いアマチュアオーケストラの場合、2番吹きがずっと2番を吹くのではなく、前座では1番を吹かせてもらえることが結構あります。オーケストラの前座といえば、多くの場合、序曲をやりますね。これまで1番オーボエを吹かせてもらったことのある序曲といえば、
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲、歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
ベートーヴェン/歌劇「フィデリオ」序曲、序曲「レオノーレ」第3番
ロッシーニ/歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
以上が武蔵野市民交響楽団在籍時で、鶴ヶ島シティフィル在籍時には
グルック/歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲
そして・・・川越フィルハーモニー管弦楽団在籍時には
Jシュトラウス/歌劇「こうもり」序曲
をやらせてもらいました。「こうもり」は、仕事の都合でオケを辞める前の最後の演奏会で吹いた曲なので、大変思い出深いです。9分ぐらいの曲ですが、オーボエのソロが冒頭と中間部に計3箇所ほどあります。とくに中間部のソロは、指揮者の先生から、「ここはオペラのこういう場面だから、こういうふうに唄いなさい」と指示され、何度も何度も練習しました。本番は、うまく吹けて、曲が終わった後、指揮の先生から立つように促されるという、初めての経験をしました。嬉しかったです。この演奏会は、家族が聞きに来ていて、長女が小学生だったと思うのですが、僕がひとりだけ立たされているのを見て、上手に吹けなかったから罰として立たされていると思いこんでいました(^_^;)。
「こうもり」序曲は、吹奏楽にも編曲されていて、古くは1970年代の全日本吹奏楽コンクールでの阪急百貨店の名演があります。最近レハールの「メリーヴィドウセレクション」をコンクールでよく耳にしますが、それよりもずっと良い曲です。みなさんのバンドでもやってみてはいかがでしょうか。
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