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オーボエの活躍するベートーヴェンの交響曲(その4:第9、第4楽章) [オーケストラ]

今日は第9の第4楽章について少し。

武蔵野市民交響楽団に所属しているとき、何かのこけら落としで、第4楽章だけやったことがあります。 そのときは1stを吹かせてもらえました。例の合唱付きの楽章です。全曲やると、ようやくここまでたどりついたか、という感じですが、吹奏楽みたいに吹きっぱなしで、すごく体力を使います。

77小節から4小節ですが、歓喜の歌の主題の断片をオーボエのソロで聴かせてgoodです。その後バリトンの歌唱が始まり、237小節からの再び 歓喜の歌の主題の断片の後、バリトンの歓喜の歌の歌唱の裏で、オーボエが対旋律を奏でます。そのチャーミングなことといったらありません。誰もがバリトンの歌を聴いていると思いますが、オーボエ吹きだけはきっと、この対旋律に耳をそばだてると思います。

297小節のアウフタクトからソプラノとバリトンの歌唱と同じ旋律をやるのですが、これも吹きがいがあります。331小節からトルコ行進曲が始まりますが、ピッコロなどとともにユニゾンで旋律をやりますが、これも吹いていてとても気持ちいいです。有名な歓喜の歌の大合唱の直前の静寂の中、529小節、535小節、541小節のそれぞれ2小節間、歓喜の歌の断片を吹きます。これがまたとても気持ちいいです。

あとは合唱などとのユニゾンが多く、吹いていてもほとんど聞こえないと思います。最後のプレスト、895小節からの早いパッセージなど、タンギングが追いつかなくて吹けなかったです。たぶん吹けてもピッコロ以外の木管は、ほとんど聞こえないと思います。しかしこの辺になってくると、みんなで音楽を作り上げているんだという感激で、胸がいっぱいになってきます。やっぱり第9は聴いているほうもいいですが、やっているほうもバテるけれど、演奏が終わった後何とも言えない達成感があります。

楽曲解説はこちら

フルスコアはこちら 

音源・画像 前半はこちら 後半はこちら 日本のオケの演奏です

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