SSブログ

「もぎオケ」のリハを聞きに来た「のだめ」の作者二ノ宮知子さん [オーケストラ]

N響首席オーボエ奏者の茂木大輔さんの「読んで楽しむのだめカンタービレ音楽会」を完読しました。今回より、その中から、「のだめ」関する逸話を、いくつか紹介していきたいと思います。あまり書くと著作権上問題なので、さわりだけです。

茂木さんがのだめを読んで感激して、編集部に、手紙とCDと著作を大量に送ったことは、前に書きましたが、のだめの作者二ノ宮知子さんが、茂木さんの指揮する通称「もぎオケ」のゲネプロ(リハーサル)を聴きにきてくれたそうです。

練習の休み時間に、茂木さんと二ノ宮さんは初対面。二ノ宮さんの旦那様と編集部の三河さんと3人でレストランでお茶をしたそうです。二ノ宮さんは「今日はどうもありがとうございますぅ。あんなひどいマンガ書いているのに」と満面にこやかに挨拶されたそうです。いろいろ話を聞くと、ピアノを弾いているところの絵は、ご主人がビデオ撮ったり、二ノ宮さんがデジカメに取ったりして、その瞬間の指を精密に描いているとのこと。

オケの本番の後は、二ノ宮さんはホルンやチェロ奏者に取材。その後居酒屋で打ち上げをやり、マネージャーにのだめのマンガを本屋を3軒回って買ってこさせ、団員に読ませたら、みんな大爆笑。打ち上げの場はたちまち二ノ宮さんのサイン会に変わってしまったのことです。

打ち上げは2次会、3次会と延々と続き、オケの団員が次々脱落していく中、二ノ宮さんたち3人は、眠気も見せず、朝まで飲んでいたそうです。漫画家チームは徹夜慣れしており、酒豪であるということがわかりましたが、何度となくお会いするたびに、繰り返しされていったそうです。

この後、のだめは「講談社漫画賞」を受賞することになりますが、そのパーティーで池田昭子さんが登場します。それについてはまた次回書きます。

 

 

にほんブログ村 クラシックブログ オーボエへにほんブログ村 クラシックブログ 室内楽・アンサンブルへにほんブログ村 クラシックブログ 吹奏楽へ 

ブログのランクがアップするので、よろしければ上のボタンを押してください。


nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 4

コメント 2

センニン

楽器の形が正確である事は本当に感心してしまいます。
なかなか見ていても描けないものです。
by センニン (2010-03-06 17:44) 

ながぐつ

センニンさん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、二ノ宮知子さん、徹底した取材で、クラシックファンが見ても、納得するように描いておられますね。その取材を口実にいつも原稿が〆切当日徹夜になるので、編集部もスタッフも大変だとか(^_^;)
by ながぐつ (2010-03-07 06:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。