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カラオケCDの伴奏で吹く(その1)「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 [オーボエ独奏]

最近、いろんな楽器用に(あるいは声楽用に)、カラオケCD付きの譜面が結構出ていますね。しかしオーボエはマイナーな楽器なので、オーボエ用のものは少ないです。

ながぐつは、去年の3月に愛媛に出張に行った帰り、飛行機の出発まで時間があったので松山市内をぶらぶらしているとYAMAHAのお店を発見。楽譜売り場を覗いてみると、ありました。

オーボエレパートリー モーツァルトゆらぎの音楽 チェンバロの音色で楽しむ」(ヤマハミュージックメディア)というカラオケCD付き楽譜です。わざわざ松山で買うこともないと一瞬思いましたが、かといって銀座のYAMAHAにちょくちょく行けるわけでもないので買いました。愛媛県の税収アップにほんの少し貢献。

モーツァルトゆらぎの音楽.gif
ピアノソナタ11番、15番、アイネクライネ、交響曲25番・40番の第1楽章、魔笛やフィガロのアリアなど全22曲が、チェンバロの伴奏で吹けます。
その中から、比較的簡単で、ながぐつが最も好きな曲の一つ、「アヴェ・ヴェルム・コルプスkv618」を録音してみました。こんな感じです。
失礼しました(^_^;)
また、アマゾンで検索すると「オーボエレパートリー ポピュラー&クラシック名曲集 カラオケ伴奏CD付 監修:宮村和宏」というのがヤマハミュージックメディアから出ているようです。
あと、マイナスワン社というのがあり(http://www.musicminusone.com/)、オーボエを始め、いろんな伴奏CD付き楽譜を扱っています。ながぐつは15年ぐらい前、ボストンに出張に行ったときにHMVによって、モーツァルトとCシュターミッツのオーボエ四重奏曲のマイナスワンCD・楽譜を購入しましたが、今は26種類出ているようです。
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ながぐつの下手な演奏のお口直しに、聖歌隊の演奏をどうぞ。
フルートアンサンブルなんてのもありました。
 
オーボエのカラオケを紹介してくれているページもあります。
次回は、フルートのカラオケCD付き譜面が結構オーボエでも使えるので、それについて少し紹介したいと思います。 

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お正月にふさわしいオーボエ協奏曲 [オーボエ独奏]

実家の三島から夕べ、川越に戻ってきました。

さて、お正月にふさわしいのは、ながぐつは、バロック時代のオーボエ協奏曲だと思います。バッハやヴィヴァルディのオーボエ協奏曲も大好きですが、マルチェルロのオーボエ協奏曲も素晴らしいです。特に映画「ベニスの愛」に使われたオーボエ協奏曲ニ短調の第2楽章アダージョは有名です。

YouTubeに音源がありましたので、お正月のひとときをお楽しみください。

ながぐつは、カラヤンの時代にベルリン・フィルの主席オーボエ奏者だったローター・コッホの往年の演奏のCDを持っているのですが、ドイツ正統派の硬質の音で、すばらしいです。以下で購入できます。

ヴェニスの愛~オーボエによるバロックの調べ

また、宮本文昭さんが主催し、日本の各オケの首席奏者が集まって催した演奏会ライヴで、ワンフレーズずつ交代でこの曲を演奏した貴重な音源もあります。以下で、購入できます。

オーボイッシモ! / オーボエの祭典 ~スーパー・オーボエ・ライヴ!

残りわずかとなったお正月を楽しくお過ごしください。

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のだめの吹き替えをした池田昭子さんのミニコンサートに行ってきました [オーボエ独奏]

おとといの夜、のだめの黒木くんのオーボエの吹き替えを担当した、NHK交響楽団のオーボエ奏者、池田昭子(しょうこ)さんのミニコンサートに行ってきました。山野楽器で池田さんの新譜「アヴェ・マリア」を買うと、このコンサートの整理券がもらるという情報をセンニンさんからいただきました。センニンさん、どうもありがとうございました[晴れ]

会場となる銀座の山野楽器の7Fのイベントホールに着いたのは18:10頃、開演は18:30からでしたが100席ぐらいからなる会場はもう8割がた埋まっていました(写真)。

池田昭子1.jpg 

開演時間になると、池田さんと伴奏の石田三和子さんが登場し、軽くチューニング、早速演奏です。演奏したのは、フォーレ/シチリアーノ、ペルゴレージ/シチリアーノ、サンサーンス/白鳥、フォーレ/(すみません忘れました)、最後はカッチーニのアヴェ・マリアです。忘れた曲以外は、新譜に納められている曲です。

曲と曲の合間に、司会者が池田さんに毎回インタビューし、池田さんがマイクを持って答えてくれました。楽器を持ちながらマイクを持っていて、大丈夫か心配でしたが、杞憂でした。池田さんが話してくれたことで一番印象に残っているのは、オーケストラ、アンサンブル、リサイタルで吹き方が全然違うということ。オーケストラでは、何人ものの奏者の音の中からから、客席にソロが届かなければならないので、「結構吹いています」とのことでした。一方今回のような小さな会場では、柔らかい音色がお客様に届くような配慮をしているとのことでした。

新譜の中で、イングリッシュホルンを取り上げていることについて尋ねられると、オーボエは張りのある緊張感のある音が出せるが、新譜に納めているモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスなどは、もとが合唱曲なので、しっとりした音を出すのにイングリッシュホルンのほうが適していると思ったそうです。またイングリッシュホルンの活躍する曲として新世界の第2楽章「家路」、ラヴェルのピアノ協奏曲の第2楽章、ショスタコーヴィッチの交響曲(たぶん11番のことだと思う)にも4分ぐらいの長いソロがありますとおっしゃっていました。

オーケストラの中でなぜオーボエがチューニングのAを出すかについて尋ねられると、諸説あるけれど、オーボエは音が安定しているからとか管が細いので楽器が暖まるのが早いからという説もあるが、息が30秒も40秒も続くので長く音を出していられることが理由ではないかとおっしゃっていました。ながぐつは、オーボエがピッチが一番不安定だからとずっと思っていたので、これは目から鱗でした。

オーボエは、ほんの1mmもないようなリードの隙間に息を吹き込むので、他の楽器と違って息が余ってしまい、ブレスをするときには余った息を一度吐き出してから吸わなければならないので大変ですともおっしゃっていました。初心者の方は息を吸ってばかりいて苦しくなって真っ赤になっている方もいますねともいわれました(全くその通りなんです。ながぐつもよくなります。まだまだだなあ)。

のだめカンタービレでは、黒木くんがマルレ・オケのオーディションで、モーツァルトのオーボエ協奏曲をターニャのピアノ伴奏で演奏する場面の吹き替えをやっていますが、それはパリに行ってやったのかと聞かれ、「あれは、東京です」。

さて、肝心の演奏ですが、どの曲も素晴らしい演奏でした。とにかく音色が柔らかく、表現力が豊かです。特にピアニシモの美しさは筆舌に尽くしがたいものでした。お話しされていたように、会場の大きさを考えて、あまり大きい音が出ないようなリードで敢えて吹かれたのでしょう。オーボエは特に低い音を小さい音で出すのが非常に難しい楽器です。ながぐつなどがピアニシモで吹こうとすると、かすったり出なくなってしまいます。ここがアマチュアとプロの大きな違いでしょう。

ミニコンサート終了後、急遽サイン会をやっていただけることになりました。ながぐつはCDも色紙も持参してなかったのですが、店側で色紙を用意してくれていたのはありがたかったです。後ろの席に座っている人から順番にとのことだったので、ながぐつは3番目ぐらいに。何か言いたいと思ったのですが、大勢後ろに待っているし、サインを書くのに忙しいと思ったので「オーボエとアングレをやっているアマチュアです。今日の演奏素晴らしかったです。それからブロムシュテット指揮のトゥネラの白鳥がすばらしかったです。のだめも見ました。ありがとうございました。」と短く言いました。池田さんにはサインを書きながら「ありがとうございます」とおっしゃっていただきました。伴奏の石田さんにもサインをいただき「ありがとうございました」とおっしゃっていただきました。以下がそのサインです。

池田昭子2.jpg 

会場をすぐに後にせず、2FのクラシックCD売り場で、オーボエの入った室内楽のCDを5枚購入。かなり時間が経ってから店を出て、銀座の街を歩いていると、なんと池田さんと石田さんが前から歩いて来るではありませんか! ウインドショッピングをされているご様子。一瞬ですれ違ったので、ご挨拶も何もできませんでした。後ろ姿を見ると、背中に大きめのケースをしょっていました。あればおそらく、オーボエとイングリッシュホルンがはいるダブルケースだと思います。

池田さんのCDももちろん素晴らしいですが、生演奏はCD以上に繊細で感激しました。生でしか味合うことのできない体験ができで、とても幸せな年末の宵でした。 

CDは、こちらをどうぞ。 

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もののけ姫の「アシタカセッ記」 [オーボエ独奏]

演奏会も終わり、溜めていた仕事を次から次へと片付けなければならない状態です。

さて、ながぐつは、スタジオジブリの作品は半分ぐらいしか見たことがないのですが、一番好きなのは、不朽の名作「となりのトトロ」です。その次に好きなのが「もののけ姫」ですね。

「もののけ姫」はもちろん、久石譲さんが音楽をつけました。特にテーマ曲は米良美一さんの素晴らしい歌で有名になりましたね。

それ以外にもいい曲がたくさんあります。なかでも「アシタカセッ記」は哀愁を帯びた、とてもいい曲です。ながぐつは、2003年のタイラコアンサンブルの演奏会で、ソロを演奏しました。そのときのライブ録音が以下です。

 

ピッチが悪いし、リズム感も悪くて恥ずかしい(^_^;)

お口直しにYouTubeに載っている演奏をどうぞ。これもたぶん、プロの演奏ではないと思いますが、高い音をよく出せるなあ。

 

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ナンシー・ランベルのオーボエ・イングリッシュホルンの演奏 [オーボエ独奏]

今日は、ナンシー・ランベルのオーボエとイングリッシュホルンについて紹介したいと思います。

ナンシー・ランベルは、ギターのエリック・ティングスタッドと1985年にデュオを組んで、アメリカで活動している、ニューエイジミュージックおよび民族音楽の演奏家です。テキサスに生まれ、ノースウエスタン大学で民族音楽を学んだようです。24年間にわたり、19のアルバムを出しているようです。

彼女の作る曲は、安らぎを感じさせるゆったりとした音楽が多いです。YouTubeに、たくさんの動画があるようです。Tingstad and Rumbel で検索すると、たくさんヒットします。例えば以下は、そのひとつです。 

   

ホームページはこちらです。 

ながぐつは、彼女たちのデビューアルバム「Gift」を聴いてとても好きになり、5枚のCDを持っています。 ナンシーは、オカリナも演奏します。最近の録音は、あまり聴いていなかったので、今日一気に6枚のCDを注文しました。例えば以下のようなCDが出ているので、興味のある人は聴いてみてください。

 


 

A Trip Through Tuscany

Gallery

CD

¥ 1,442(税込)
created by r-pd.com


 

 


 

An Opera Martini

Pure & Simple

CD

¥ 1,600(税込)
created by r-pd.com


 

 

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宮本文昭さんの膨大な録音 [オーボエ独奏]

前回少し紹介しましたが、日本を代表するオーボイストだった宮本文昭さんは、2007年3月に引退するまで、膨大な数の録音を残しています。SONYから発売されているレコード・CDだけで、以下のようなものがあります。

01.ドリーミング・ストリーム (1982年)
02.ジャジー・ウィンド (1983年)
03.ロマネスク (1985年)
04.モーツァルト:オーボエ協奏曲集 (1986年)
05.鳥の歌 (1988年)
06.ニペンシィ (1989年)
07.ブルー・ヴォイス (1990年)
08.蒼の薫り (1991年)
09.ミラノの午后 (1992年)
10.ソウル・ブルー (1993年)
11.夢のあとに~宮本文昭ベスト・アルバム (1993年)
12.シネマ・アモーレ (1995年)
13.オーボエ・ヴィルトゥオーゾ~イタリア・エディション (1996年)
14.オーボエ・ヴィルトゥオーゾ~フランス・エディション (1996年)
15.ジャポネスク (1998年)
16.水戸室内管弦楽団/R.シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調他 (1999年)
17.「あすか」オリジナル・サウンドトラック (1999年)
18.オマージュ・オ・ブルー (2000年)
19.宮本文昭ヒーリング・ベスト (2000年)
20.AIR-アリア (2001年)
21.「明日の記憶」オリジナル・サウンドトラック (2006年)
22.THANKS! (2006年)
23.ファイナル・オーケストラスペシャル・ライヴ オーボエ協奏曲集 (2007年)
24.Fumiaki Miyamoto (2007年)

ながぐつはこのうちの半分ぐらいは持っています。とにかくあの甘美な音色・叙情的な奏法は、誰にもまねすることができません。また、オーボエのクラシック以外の可能性を見いだした功績は計り知れないものがあります。

チェックが甘かったのですが、今度30枚組のコンプリートBOXが発売されるようです。

http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/FumiakiMiyamoto/

結構いい値段ですので、買おうかどうしようか、迷うところです。

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元ベルリンフィル奏者2人のCDを購入 [オーボエ独奏]

あとといの月曜日に、お茶の水に行く用事があったので、中古CDショップDisk Unionによって、オーボエ独奏のCD4枚と、吹奏楽のCD3枚を購入してきました。今日はそのうち、元ベルリンフィル奏者2人のCDについて紹介したいと思います。

1人目はハンスイェルク・シェレンベルガーのハープとの競演です。

イベール、バッハ、ジェイコブ、アルビノーニ、パスクッリなどの作品を収めたこのCDは1990年の録音ですが、さすが、シェレンベルガー、ドイツの重厚な音色がすばらしいです。超絶技巧の曲をさらりと演奏してしまうところが、シェレンベルガー先生の魅力です。1050円のところが、新品同様で700円で買えました。これはお得です。

夜想曲~シェレンベルガー&ジュス/デュオ・リサイタル

こちらで購入できます。

もう1枚は、2006年に録音されたクリストフ・ハルトマンのオーケストラ伴奏による、パスクッリの6曲の演奏が入った輸入盤CDです。 パスクッリは自らもオーボエ奏者で、オペラなどの旋律をオーボエとピアノのたくさん変奏曲にしています。このCDでは、トロヴァトーレなど、ヴェルディやプッチーニのオペラなどをもとにしたものが納められております。こちらもドイツの重厚なオーボエの音色と超絶技巧が素晴らしかったです。曲目は以下の通りです。

Fantasia Italiana

Pasculli
1. Gran Concerto sopra motivi dell'opera "I vespri siciliani"
2. Concerto sull' "Trovatore"
3. Fantasia sull' opera "Poliuto"
4. Fantasia sul "Ballo in maschera"
5. Simpatici ricordi della "Traviata"
6. Rimembranze del "Rigoletto"

Christoph Hartmann, oboe
Augsburger Philharmoniker
Rec:2006
EMI 3 79944 2

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