吹奏楽のための「風之舞」ふたたび [吹奏楽]
吹奏楽のための「風之舞」を、しばすいの定演でやることになりました。この曲は2004年度の吹奏楽コンクールの課題曲の一つです。前に淀川工科高校の「吹奏楽の旅」の話題で取り上げました。
http://suisougaku-nakaguchi.blog.so-net.ne.jp/2010-06-14
ここで紹介した映像をまだ見ていない吹奏楽愛好者の方は、是非見てください。
前にも書いたとおり、このTVで取り上げられたことをきっかけに、一躍人気曲になったわけですが、しばすいの学生の中にも高校時代、この曲をやった人間がおり、定演の候補曲となり、投票の結果、他の曲を押さえて、選ばれました。ながぐつも、この曲を吹く機会をもらえたのは嬉しいですね。
以下の画像は、どこかの中学の定演での演奏と思われます。カメラワークがすごいことから見て、業者が撮影したものと思われます。女子ばっかですね。こういう一生懸命に吹いているのをみると、ながぐつは目頭が熱くなります。たぶん彼女たちにとっては、学生時代練習に明け暮れたことは、一生の思い出だし、このとき培った友情の絆は、一生の宝になることでしょう。
ではどうぞ。
中学で、オーボエ3人、ファゴット2人、コンバス2人いるって、すごくないですかね。
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「ハッピバースデートゥーユー」のユーフォ版とFl・Ob・Pf版 [木管アンサンブル]
別に誰の誕生日と言うわけではないのですが、おもしろい映像を見つけたので、「ハッピバースデートゥーユー」をお送りします。
日本を代表するユーフォニアム奏者である三浦徹さんへ、その弟子である北テキサス大学の学生さんたちが三浦さんに送った「ハッピバースデートゥーユー」のメッセージです。おもしろいですね。
ついでですが、この前ムラマツで見つけた、Fl・Ob・Pf版の「ハッピバースデートゥーユー変奏曲」のタイラコアンサンブルの練習時の録音です。主題に続いて、マーチ、ワルツ、タンゴ、と変奏されます。初見だったので、吹けていません。イメージだけわかっていただけたらと思います。あしからず。
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「トリスタンとイゾルデ」第3幕前奏曲のイングリッシュホルン [オーケストラ]
yablinskyさんへのコメントへの返事を書いていて、どうしてもこれについて書きたくなりました。
ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕前奏曲の後半に出てくる、イングリッシュホルンのソロです。これは、深手を負い、気を失ったトリスタンがクルヴェナールによってブルターニュの城に連れ帰されて来たときに聴く、牛飼いの笛の音です。Wikipediaによれば、舞台上でイングリッシュ・ホルンによる「嘆きの調べ」で、空漠とした海を表していると評されています。
ながぐつは3年前にバレンボイム指揮バイロイト祝祭管の1983年のバイロイト音楽祭での演奏(トリスタン:ルネ・コロ)のDVDを買って、はじめて全曲を聴き、めちゃくちゃ感動しました。
特にこのイングリッシュホルンのソロを初めて知って、なんてもの悲しい、美しいソロをワーグナーは残しているのだ、と、感謝の気持ちでいっぱいでした。ながぐつもオーボエ歴25年でも知らなかったのですから、一般のオーボエ吹きであっても滅多に知らないメロディーだと思います。
ではそのバレンボイム指揮バイロイト祝祭管の演奏で、「トリスタンとイゾルデ」第3幕前奏曲をどうぞ。イングリッシュホルンのソロは5分ちょうどぐらいのところから、2分半あまり演奏されます。(なお、静止画となっております)
買ったDVDでは舞台上に牛飼いがいましたが、その人は笛を吹くまねをしているようだったので、たぶんオケの奏者が舞台袖で吹いていたのではないかと思います。
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また買ってしまった中古CD ラヨシュ・レンチェスなど [オーボエ独奏]
昨日、某NPOの総会がお茶の水の明治大学でありまして、その後懇親会で和民へ。終わって隣を見ると、ディスク・ユニオンがあるじゃないですか~。誘惑に負けて、またまた中古CDを買ってしまいました。クーポン使って5セット買って、6440円でした。買ったのは以下の通り。すべて輸入盤です。
①無言歌 ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)他 1470円
②ハンガリーの状況 ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)他 900円
③青の宇宙 広田智之(オーボエ)他 1500円
④イングランド魂(4枚組) ウィリアム・バートン指揮イギリス響他 1470円
⑤Rシュトラウス管弦楽曲集(4枚組) ロリン・マゼール指揮バイエルン放送響 1700円
①について、HMV レビューから抜粋すると、
世界のオーボエ協奏曲を名手レンチェスによる名演で!
ラヨシュ・レンチェス/無言歌
現代屈指のオーボエ奏者、レンチェス(レンチェシュ)は1943年ハンガリーのドログで生まれ、ブダペスト音楽院とパリ音楽院で学びました。その後1968年ジュネーヴ国際コンクールで優勝し、世界の舞台に踏み出します。現在彼はシュトゥットガルト放送交響楽団のメンバーでもあると同時に、ソリストとして世界各地で公演を行い、バロックから現代曲におよぶ幅広いレパートリーで数多くのCD録音でも高い評価を得ています。(IMS)
【収録場所】
・メンデルスゾーン:無言歌集より『甘い思い出』op.19-1
・メンデルスゾーン:無言歌集より『後悔』op.19-2
・メンデルスゾーン:無言歌集より『春の歌』op.62-6
・シューマン:Alpenkuhreigen (『マンフレッド』op.115より)
・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』第3幕より
・フランク:前奏曲 op.18-3
・グリンカ:ノクターン
・ハンドシキン:カンツォーナ
・デュボワ:カヴァティーナ、アンダンテ・アパッショナート
・ハッセルマン:5月の歌
・ピエルネ:即興曲
・ボザ:アリア
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)
レニー・ヤマハタ(ハープ)
録音時期:2007年
録音方式:デジタル
HMVでは2400円だった。結構新しい録音でこの値段だし、オーボエうまいし、大満足です!
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自演 Fl・Ob・Pfによる「我が母の教え給いし歌」 [木管アンサンブル]
今日はドヴォルザークの「我が母の教え給いし歌」を紹介したいと思います。
この曲は、N響オーボエ奏者池田昭子さんのセカンドアルバム「アヴェ・マリア」の最初に載っている曲で、ながぐつは池田さんの演奏でこの曲を初めて聴きました。ドボルザークの歌曲集「ジプシーの歌」第4曲目だそうです。いろんな楽器で演奏されているようですが、まず宮崎京子さんのソプラノでどうぞ。
この曲は、ドヴォルザークのイメージを根本から変えました。なんて美しい曲なのでしょうか。
さて、それで、ながぐつたちのアンサンブルでも挑戦してみました。フルート、オーボエ、ピアノの3重奏の譜面をフルート吹きのメンバーが持ってきてくれたので、この前吹きました。まだまだこれからブラッシュアップしていきますが、どんな感じになるのか、イメージだけわかっていただければと思いまして、恥ずかしいのだけれど、録音を披露します。
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演奏はともかく、曲はすばらしいですね!
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マスネの歌劇「タイス」全曲 [オーケストラ]
ついに全曲見ましたよ~。マスネの歌劇「タイス」です。BSで放送されたのを録画していたニューヨーク・メトロポリタンオペラの上演を、ちょっとずつ見て、ようやく全曲見終わりました。
ながぐつがオペラを見るようになったのはこの4~5年のことです。それまでは、歌詞がわからない、音だけ聞いても何やっているのかわからないので敬遠していたのですが、BSで字幕付きで放送されるようになってから、次々録画して見ています。
マスネの歌劇「タイス」も、有名な「タイスの瞑想曲」は以前からもちろん知っていましたが、歌劇のどんな場面で使われるのか、全く知りませんでした。娼婦であったタイスが修道士であるアタナエルに改心を諭され、自分の人生をふりかえり瞑想にふけるという第2幕の前の間奏曲として使われているのですね。この場面ではやはりヴァイオリンの独奏です。この旋律はタイスの改心のモチーフとして第3幕でも使われています。
この録画では、タイス役を演じるルイ・フレミングの幕間のインタビューとかが入っていてお得でした。しかし幕間によくもまああんなにペラペラしゃべれるものだと感心しました。
オペラの場面をYouTubeで探しましたが、ヴァイオリンは神尾真由子さんの独奏、N響の伴奏でどうぞ。神尾真由子さんは2007年チャイコフスキーコンクールで優勝した逸材で、1986年6月12日生まれの24歳です。(えっ、ながぐつ大ファンのプロゴルファー上田桃子ちゃんが1986年6月15日生まれなので3日しか違わない!)。公式ホームページもあります。http://www.mayukokamio.com/index.php この演奏は今から3年前の21歳の時、チャイコフスキーコンクールで優勝した直後のものと思われます。ではどうぞ。
あと、yablinskyさんのDTMでのピアノ演奏も素晴らしいので、以下でお聞きください。
http://desktop-piano.blog.so-net.ne.jp/2009-12-21
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フルート、オーボエ、クラリネットの3重奏の楽譜ほか [木管アンサンブル]
昨日は1ヶ月ぶりのタイラコアンサンブルの練習でした。
メンバーが揃わず、フルート、オーボエ、クラリネットの3重奏か、フルート、オーボエ、ピアノの3重奏の編成でしかできないので、この編成の楽譜を探しに、新宿のムラマツに行きました。あらかじめネットで在庫のある楽譜をチェックしておいたのですが、もう無いものもあり、逆にチェックしてなかった掘り出し物もありました。買ったのは以下のような譜面です。
ベートーヴェン/3重奏曲(Fl、Cl、EH)
モーツァルト/アイネクライネナハトムジーク(Fl、Ob、Cl)
ビゼー/カルメン組曲(Fl、Ob、Cl)
ヘンデル/水上の音楽 (Fl、Ob、Cl)
ディーリアス/ 歌劇「フェニモアとゲルダ」間奏曲(Fl、Ob、Pf)
誕生日の主題による変奏曲(Fl、Ob、Pf)
全部で1万6千円も買ってしまいました。しかし、これらを吹き散らかして、それなりに楽しめたかなと。以下の写真が楽譜です。
その前には日本ダブルリード(JDR)のお店に行って、イングリッシュホルンの調整をお願いしてから、ムラマツに行って楽譜を買い、また日本ダブルリードのお店に戻って、イングリッシュホルンを受け取り、オーボエの完成品のリードを買うといった効率的な流れで進めました。
JDRでは、7階に完成品リード試奏・購入専用会場が用意されていました。この時期コンクールを控えた中高生で混雑するので、特設したとのことです。ながぐつが行ったときにも、10数人の中高生がリードを試奏しながら選んでいました。店内の様子は写真には撮れないので、音だけ録ってきました。こんな感じです。
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学生たちが歌った「学部歌」の録音を紹介します。 [作曲・編曲]
昨日。「創る」の表彰式でした。我が12班の「学部歌を創る」は賞は取れませんでした。授業の趣旨が工学の基礎を学ぶところにありますので、その趣旨から外れるこのテーマでは、最初から賞は取れないものと思っていました。そのことを学生に伝え、でも僕の中ではみんなが一番だから、と伝えました。
表彰式が終わった後、いつもの教室に戻って、録音と録画をし直しました。歌のほうは高音質で録れるICレコーダで録音し、別途伴奏のMIDI音源をミキシングしました。録画のほうは、公開には反対者があったので(多数決でなく、ひとりでも反対者があれば公開しないつもりだった)、そちらはお見せできませんが、学生たちの未熟ながら一生懸命な歌を、どうぞお聞きください。
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楽譜も再度貼り付けておきます。
咳が入っているのが気になりますが、そのうち時間のあるときに編集してカットしたいと思います。
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懐かしの「フックト・オン・クラシックス」その2(しっとり系) [オーケストラ]
100円CDの視聴が、いっこうに進みません。あれから
M.アーノルド/イギリス舞曲、ピアノ協奏曲など
を聴いている途中です。まだ15枚ぐらい、聴いていないのが残っています。
さて、もう1回、「フックト・オン・クラシックス」を取り上げたいと思います。交響曲や協奏曲、ソナタの2楽章は、テンポの緩やかな楽章であることが多いですが、この「フックト・オン・クラシックス」も、アルバムの2曲目はしっとり系がはいっています。
今回ご紹介するのは、ファーストアルバムの2曲目です。有名な曲であることは違いないのですが、前回よりややグレードが上がります。管弦楽曲はもちろん、協奏曲から、ピアノ曲の第2楽章を良く聴いていないと、当てられないと思います。
ではお聞きください。ピアノとクラリネットの両方をやったことのある人が断然有利です。
いかがでしたか?
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懐かしの「フックト・オン・クラシックス」 [オーケストラ]
お待たせしました。やっと更新できます。
さて、もう先々週だったか、中古CD100円セールで大量に仕入れてきたとお伝えしたところですが、まだ半分も聞いていません。聴いたのは
チェルニー/30番練習曲
ヘンデル/水上の音楽、王宮の花火の音楽、オーボエ協奏曲第2番
ハイドン/パリ交響曲集 第82番~87番
クラウス/交響曲集第2巻
ツェムリンスキー/叙情交響曲、ベルク/叙情組曲
ストラヴィンスキー/詩編交響曲、ボウカンガー/詩編
そして、「フックト・オン・クラシックス Part 2」です。
「フックト」ですからクラシックに引っかけたという意味ですが、実際にはクラシックの名曲のメドレーです。今から20年以上前の1987年前後です。当時一世を風靡して、パート3まで出たような気がします。ながぐつもレコードを買いましたが、いや~出てくる出てくる名曲の数々。こうやってまた改めてCDで聴いてみると、今でも色あせません。演奏しているイギリスのロイヤルフィルは、やはり名門ですね。
では「フックト・オン・クラシックス」(Part1)の1曲目をお聴きください。さて、全部わかったあなたは、正真正銘のクラシックファンです!
いかがでしたか~???
p.s これを聴いて改めて思ったんですけど、山口百恵の「プレイバックPart2」は、「トッカータとフーガ」のパクリのような気がするのは、ながぐつだけだろうか・・・
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